IPAフォント
【英】IPA Font
IPAフォントとは、IPA(情報処理推進機構)が公開しているオープンソースのフォントセットのシリーズ名である。2007年10月に一般ユーザー向けに公開された。
IPAフォントは、機器やOSの種類を問わず同じ形状の文字を再現できる、クロスプラットフォームなフォントである。OSSであるため、Linuxディストリビューションなどで例も少なくない。
IPAフォントには、明朝体とゴシック体の2種類の書体があり、それぞれに固定幅(等幅フォント)と変動幅(プロポーショナルフォント)が用意されていた。それぞれ、「IPA明朝」、「IPA P明朝」、「IPAゴシック」、「IPA Pゴシック」と呼ばれる。これらをまとめたセットがIPAフォントである。
日本語で文書を作成する際の慣例上、英語などの欧文フォントは等幅フォントで、かな漢字などの日本語文字はプロポーショナルフォントで書くことが一般的であるため、IPAフォントを用いた場合は切り替えが必要となり煩わしい場合がある。2010年2月に公開された新フォントシリーズの「IPAex」では、等幅フォントとプロポーショナルフォントが統合されており、入力する文字によって適宜選択されるようになっている。書体は「IPAex明朝」と「IPAexゴシック」の2種類が用意されている。
なお、IPAexの公開と同時にIPAフォント自体もバージョンアップされ、文字デザインの改良などいくつかの修正が行われている。
参照リンク
IPAフォントのダウンロード - (OSS iPedia)
IPAフォント新シリーズの公開 - (IPA)
IPAフォント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 10:09 UTC 版)
IPAフォント(アイピーエイ フォント)は、独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) により開発されたコンピュータ用のフォントセットの1つであり、一般ユーザーの日常的な印刷に使用できる品位の日本語アウトラインフォントである。2020年(令和2年)以降、フォントの提供・保守は一般社団法人文字情報技術促進協議会 (CITPC) に移管されているが、IPAフォントの名称はその後も使われている。
- 1 IPAフォントとは
- 2 IPAフォントの概要
IPAフォント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 01:06 UTC 版)
IPAが一般公開している日本語のアウトラインフォント。もともとは2003年(平成15年)、IPAが支援したオープンソフトウェア活用基盤整備事業によって開発されたソフトウェアを使用するために配布されていた。詳しくは「IPAフォント」参照。
※この「IPAフォント」の解説は、「情報処理推進機構」の解説の一部です。
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「IPA フォント」の例文・使い方・用例・文例
- セリフつきフォントを使う
- 図案は全てのフォント情報とソースファイルを含んでいなければならない。
- それはフォント次第で違うかもしれない。
- フォント・ビジネスでは決して誰も信用してはいけないよ。
- 文字によって幅が異なるフォントの総称
- コンピュータのプリンタに差し込むことができるカートリッジに入っているフォントの総称
- コンピュータのスクリーンに表示されるフォント
- スクリーンフォントが印刷用フォントに似ている時、文書は印刷された時とほぼ同じようにスクリーン上で見えると言ってもよい
- フォントメモリーという,コンピューターの記憶装置
- 同商工会議所は誰(だれ)でも使えるようにこの文字のフォントをオンラインで入手できるようにもしている。
IPAフォントと同じ種類の言葉
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