E.R.A兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 09:11 UTC 版)
「ミリオン・クラウン」の記事における「E.R.A兵器」の解説
多脚型戦車(たきゃくがたせんしゃ) 極東で使われている旧式の多脚型戦車。半永久駆動炉のE.R.A機関を動力として搭載している。大気中の粒子を凝固させた結晶粒子弾を、回転式連装砲塔から特殊化合炸薬の加速燃焼によって撃ち出す。6本ある多脚の先端にある噴出口から粒子を放出しつつ、軽やかな軌道で障害物を超えていく。さらに多脚を乱杭歯の長剣に変形させ、刃を高速回転させることで近接戦闘に切り替える。物質の結合限界を引き上げ硬度を増した結合強化装甲で包まれた車体には、疑似生体回路が張り巡らされている。弾倉には限りがあり、砲弾の再装填、再結晶化に時間がかかるのが欠点。 海戦仕様に換装したものも存在するが入手が難しく、極東では8台しか保有していない。これはE.R.A機関を用いたホバーで海上でも陸地と同じ機動性を発揮し、海中でも活動可能。特殊化合炸薬弾 薬莢内部と雷管部分に使用された結晶化粒子を、加速器であるB.D.AやE.R.A機関に接続して加速燃焼を起こし、超圧縮をかけて弾丸を発射する代物。E.R.A機関の出力やB.D.Aの使用者の適合率によって撃ち出される速度と破壊力が違う為、高適合者が使えば巨軀種くらいなら容易く粉砕出来る破壊力が見込める。特殊曳光炸薬弾 硝酸バリウムや硝酸ストロンチウムなどを用いた発光体を内蔵した弾丸。通常の曳光弾と飛距離以外は変わらないが、特殊化合炸薬の瞬時燃焼時に僅かながら発生する疑似架空光子により、架空粒子から構成される架空生命体に対する有効打となる。 スクリーム 鯨やイルカの誘導に使われていた音響兵器が元になったE.R.A兵器。特定の不快な周波数を海中に流すことで、海の獣を近づけさせない兵器。海底にこの周波数を流しておくと、よほど獰猛な獣でもない限り船は襲わなくなるので、都市国家の防備にも使われ、船上民族には命綱にも等しい機関として船底に付けられている。 環式戦艦(かんしきせんかん) E.R.A機関搭載兵器の1種。旧式かつ小型ながらも高速機動、高出力、高火力と三拍子揃った大戦力。 対巨軀種用ライフル 中大連が保有する兵器。銃身長127cm、口径20mm、全長は190cm、弾速は秒速7000m。特殊化合炸薬を始め粒子結晶弾等の強化弾丸も装填可能。但し、総重量が50キロもある為、高適合者でなければ運用が難しい。 ドレイク 極東がアラビア海の海賊から購入した戦艦。ⅠからⅢまで存在する。 ブラマプトラ シャンバラの高速戦艦。 機甲兵 中華大陸連邦の機甲師団“黄龍”に配備される機甲兵。全長3mの巨体は滑らかな流線形のフォルムでありながら堅強な装甲だと一目見て実感でき、踵の噴出孔から粒子を放出して突貫し、両手に仕込まれた超振動刀剣や、左腕の機関銃、胸部の散弾といった武装で攻撃する。ただし、精密な電子機器なので電磁パルス攻撃が天敵。
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