ER9T形(ЭР9Т)、ER9TM形(ЭР9ТМ)
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「ソ連運輸省ER9形電車」の記事における「ER9T形(ЭР9Т)、ER9TM形(ЭР9ТМ)」の解説
1987年から製造が行われた、回生ブレーキを備えた形式。それに伴い屋根上に抵抗器が設置された他、減速比が3.17から3.41に変更された。最初に製造された編成は当初"ER9E-666"編成として登場し、後に"ER9ET-666"として編入された。また1991年以降に製造された車両は電気機器がED9T形電車と統一され出力が増加した事により、形式名がER9TM形に変更された。 リガ車両製作工場で製造された車両は1996年10月に完成したER9TM-801編成が最後となったが、それ以降もウクライナ・キエフのエレクトロヴァゴン修理工場(ロシア語版)でリガ車両製作工場から供給された車体を基に2001年、2003年に1編成づつ製造が行われている。 なお、これ以降の旧ソ連諸国向けの交流電車の製造はデミホヴォ機械製造工場(ロシア語版)製のED9形へ受け継がれている。 ER9T-663編成(ロシア鉄道) ER9T-701編成(ベラルーシ鉄道) ER9T-729編成(カザフスタン鉄道) ER9T-703編成(ウクライナ鉄道) ER9TM-801編成(ベラルーシ鉄道)
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