dialect
「dialect」とは、方言・国訛り・通用語のことを意味する英語表現である。
「dialect」とは・「dialect」の意味
「dialect」とは、方言・国訛り・通用語という意味で用いられる名詞である。語彙、文法、発音の特徴によって他の地域の言語と区別され、単一の言語を構成する地域の言語、グループのメンバーによって使用されるさまざまな言語、社会的地位など地理以外の要素によって使用されるさまざまな言語のことを指す。また、プログラミング言語のバージョンを意味することもある。「dialect」の覚え方は、単語をパーツに分けて語源と絡めると良い。「dialect」は、「dia(間で)」+「lect(話す)」に分けることができる。2つのパーツを合わせると「間で話す=地域の人と話す」とイメージできるので、「方言・訛り」という意味を連想することができる。「dialect」の発音・読み方
「dialect」の発音は、カタカナ語では「ダイアレクト」と表記される。発音記号では「dáiəlèkt」という表記なので、カタカナにすると「ダァィアレェクトゥ」という発音に「ダァィ」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけ勢いよく息を吐き出し「ダ」の音を出した後、「ァ」と「ィ」を1つの音のように滑らかに発音する。また、アクセントは「ダァ」に置いて発音するのが正しい。「dialect」の語源・由来
「dialect」の語源は、~の間でという意味の古代ギリシャ語の「dia」+話すという意味の「lego」である。古代ギリシャ語の「dia」+「lego」が、方言や言語を使うという意味の古代ギリシャ語の「dialegomai」、方言という意味の古代ギリシャ語の「dialektos」、方言という意味のラテン語の「dialectos」、方言という意味の中期フランス語の「dialecte」を経由し、「dialect」になった。また、弁明という意味の英語の「apology」と語源を同じくする。「dialect」を含む英熟語・英語表現
「speak in dialect」とは
「speak in dialect」とは、国訛りで話す、方言で話すという意味の英語表現である。「I speak in Kansai dialect(私は関西弁で話す)」、「She spoke English in Caribbean dialect.(彼女はカリブ訛りの英語を話した)」などの表現ができる。
「dialect」に関連する用語の解説
「regional dialect」とは
「regional dialect」とは、地方方言のことを意味する。特定の地理的地域で話されている言語の明確な形式である。言語の地域差を研究する人は方言学者と呼ばれる。親はその地域に住む子供たちに話し方を伝え、その子供たちは次の世代に話し方を伝える。
「local dialect」とは
「local dialect」とは、地域方言を意味する。特定の地域で、または国内に住む特定の民族グループによって使用される言語である。
「sub-dialect」とは
「sub-dialect」とは、下位方言を意味する。より広く話されている方言の地域亜種である言語の方言を指す。
「dialect geography」とは
「dialect geography」とは、方言地理学を意味する。方言学のサブフィールドで、広い意味では、言語現象の空間的変化に関するすべての研究を網羅している。具体的には、言語マップまたはアトラスを利用した言語研究を指す。
「dialect」の使い方・例文
・The drama was hard to understand when the characters speak in dialect.(ドラマは登場人物が方言でしゃべっていてわかりにくかった)・With her southern dialect, the young woman’s way of talking was difficult to understand.(南方の方言があり、若い女性の話し方はわかりにくかった)
・Even though I speak Japanese, sometimes I can't understand the dialect of some areas.(私は日本語を話せるが、地域によっては方言が分からないことがある)
・Sometimes a dialect in an Amazon village can contain so many different words from other dialects of the same language that people in the area struggle to understand each other.(アマゾンの村の方言には、同じ言語の他の方言とは非常に多くの異なる単語が含まれている場合があり、その地域の人々はお互いを理解するのに苦労している)
・Specifically in large urban areas, a particular linguistic feature of a regional dialect might well be influenced by social factors.(特に大都市圏では、地域の方言の特定の言語的特徴が社会的要因の影響を受ける可能性がある)
・It must be kept in mind that from a linguistic point of view dialect is a theoretical concept.(方言は言語学的な観点からは理論的な概念であることに留意する必要がある)
・The proportion of the population speaking the dialect is not so big.(方言を話す人口の割合はそれほど大きくない)
方言
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