4月9日の誕生花
4月9日の誕生花一覧
4月9日の生まれの誕生花は、「ミモザ(アカシア・フサアカシア)」「サクラ」「オキナグサ」「ウォールフラワー」である。■ミモザ(アカシア・フサアカシア)ミモザはオーストラリア原産で、マメ科ネムノキ亜科の常緑高木に咲く花だ。シルバーリーフと呼ばれる銀色や白い葉を持つ枝の周囲に、黄色い房状の小花が枝に無数に咲く。ミモザは成長が早い花で、1年で1m以上となり、最大では5mを超える。シルバーリーフであることから、ギンヨウアカシアとも呼ばれることもある。ミモザの開花時期は2月~3月で、遠目には木全体が黄色く見えるほど無数に花が咲き誇る。芳香を漂わせることから、香水の原料としても用いられる。ドライにしても黄色が鮮やかに残るため、ドライフラワーにしてリースやインテリアに利用されることも少なくはない。また、食用できる花でもあり、ミモザの花を砂糖漬けにしてスイーツなどにトッピングすることも見られる。●ミモザ(アカシア・フサアカシア)の花言葉・優雅・友情・秘密の恋 ・感受性・思いやり■サクラ春の季節の到来を感じさせるサクラは、バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹だ。樹木全体に薄桃色の花が咲き乱れ、野生種では15種ある。桜は変異しやすい特質であるため、古くから品種改良を繰り返し園芸品種では300種以上ある花だ。観賞用として最も多く植樹されているのはソメイヨシノで、一般的に馴染みを持たれている品種だ。サクラの果実は世界中で食用され、日本ではサクランボ、諸外国ではチェリーと呼ばれている。また、桜の花は塩漬けにして食用している。桜茶や和菓子などで用いることが多く、ほんのりとした桜の香りが特徴だ。サクラの寿命は100年を超すほど長く、国の天然記念物に指定される樹木も存在する。●サクラの花言葉・精神美・優美な女性・純潔・私をわすれないで・あなたに微笑む■オキナグサオキナグサはキンポウゲ科の多年草であり、花期は4月~5月だ。濃紫の花表面を白く透き通った綿毛が覆っている。下向きに咲くオキナグサの姿が控えめな雰囲気を漂わせ、情緒と風情を感じさせる。オキナグサは、農地の減少に伴い土地の管理が行き渡らなくなったことと、土地開発により乱獲されたことによって自生地を失いつつある。そのため、オキナグサは「絶滅危惧2類」に指定され、絶滅の危険が増大している種に分類されている。オキナグサを漢字で書くと翁草である。果実に細い綿毛が長く伸びて付いている様子が、翁の白髪のように見えるために翁草と呼ばれるようになったと言われる。●オキナグサの花言葉・何も求めない・奉仕・裏切りの恋・告げられぬ恋 ・背信の愛、背徳の恋・清純な心・小さな愛、細やかな愛■ウォールフラワー被子植物の一種であるウォールフラワーは、アブラナ科エゾスズシロ属に属する。南ヨーロッパ原産の一年草・多年草で、花径2~3cmの4つの弁からなる花だ。ウォールフラワーは濃赤やオレンジ、ピンク、紫、白など華やかな色彩で、1つの茎に4~5個の花を咲かす。別名、ニオイアラセイトウ、エゾスズシロ、エリシマムとも呼ばれる。ウォールフラワーの学名は「Erysimum cheiri」で、ギリシャ語で「救う」という意味がある。同属内の一種に薬効がある事から、「Erysimum cheiri(救う)」という学名が付けられた。愛し合う男女が城壁から落ちた場所に咲いたと言われているウォールフラワーは、古来駆け落ちの合図として用いられていたという説がある。●ウオールフラワーの花言葉・愛の絆・逆境にも変わらない愛・逆境にも変わらない誠・好奇心・愛情のきずな・永続する美- 4月9日の誕生花のページへのリンク