4月5日の誕生花
4月5日の誕生花一覧
4月5日生まれの誕生花は、「フジ」「ワスレナグサ」「ハナカイドウ」になる。■「フジ」の意味、解説、花言葉
紫色や白色の垂れ下がる姿が美しい「フジ」は漢字で「藤」と表され、英語では「Wisteria」と表される。フジはマメ科の つる性落葉木本である。紫や白、ピンクの房状の花が垂れ下がって咲き、風がふくとその花房は揺れながら甘い香りを漂わせる。魅力あふれる美しいフジは古くから愛されている。
フジの開花時期は4月から5月である。4月5日の他に、4月29日と5月31日の誕生花でもある。
#フジの花言葉
フジの花言葉は、「歓迎」「決して離れない」「優しさ」「恋に酔う」である。
●花言葉の由来
フジの花言葉の由来はその姿からきている。フジはつる性の植物なので、つるを他の植物にしっかりと巻きつけながら成長する。ここから「決して離れない」という花言葉になった。そして、フジの花穂の垂れている姿が頭を下げて客人を迎え入れる振袖姿の女性に例えられたところから、もうひとつの藤野花言葉でもある「歓迎」「優しさ」という花言葉になった。
#フジの花名の由来
「藤」は「吹き散る」が語源になっているなど藤の語源には諸説あるといわれている。ちなみに英語の「Wisteria」は、アメリカの解剖学者カスパール ウィスターさんの名前からである。
■「ワスレナグサ」の意味、解説、花言葉
ちいさな青い花が可愛らしい「ワスレナグサ」は漢字で「勿忘草」と表される。ワスレナグサはムラサキ科の1年草である。可愛らしい見た目ではあるが、落ちた種から自分の力で成長し増えていくとても強い植物である。ワスレナグサ1つだけでももちろん可愛らしく美しいが、たくさんのワスレナグサが開花している光景はとても素敵である。青い花の他にも、最近ではピンクや白色もある。
ワスレナグサの開花時期は4月から6月である。4月5日の他に、2月7日、2月29日と3月15日の誕生花でもある。
#ワスレナグサの花言葉と花名
ワスレナグサの花言葉は、「真実の愛」「私を忘れないで」である。ちなみに、ワスレナグサの英語の花言葉は、「true love(真実の愛)」「memories(思い出)」である。
勿忘草という花名がそのまま花言葉になっているのが「わたしを忘れないで」という花言葉である。このように、花の名前と花言葉が一致するのは珍しいといわれている。この「わたしを忘れないで」という花言葉は世界でも共通とされている。英語、ドイツ語、フランス語などどの言語の花言葉をみても「わたしを忘れないで」がつけられている。
●花言葉と花名の由来
ワスレナグサの花言葉は、中世ドイツの悲恋伝説にちなんでつけられている。ドナウ川の切ない恋物語が元となり、「わたしを忘れないで」という花名と花言葉がつけられた。また、物語の2人の愛から、「真実の愛」という花言葉の由来にもなった。
■「ハナカイドウ」の意味、解説、花言葉
桜のようなきれいなピンク色の花が魅力の「ハナカイドウ」は、漢字で「花海棠」と表される。ハナカイドウは中国原産の落葉果樹である。春頃になると枝を埋めるようにきれいな花を咲かせる。日本では北海道南部から九州にかけて栽培されており、鉢植えや盆栽としても親しまれている。
ハナカイドウの開花時期は4月から5月である。4月5日の他に、3月16日、3月25日、4月8日の誕生花である。
#ハナカイドウの花言葉
ハナカイドウの花言葉は、「艶麗」「妖艶」「美人の眠り」である。
●花言葉の由来
ハナカイドウの花言葉はどれも美しい女性を表したようなものである。これは、唐の玄宗皇帝が、お酒に酔って頬を染めながら眠りから覚めない楊貴妃の美しい姿を、美人の代名詞でもあるハナカイドウにたとえたことから、「艶麗」「妖艶」「美人の眠り」の花言葉がついたといわれている。
#ハナカイドウの花名の由来
ハナカイドウは中国から伝わった花ということで、花名も中国語からきている。ハナカイドウは中国名「海棠」の音読みで、花が美しいことから「花海棠」と名付けられた。ちなみに、ハナカイドウは江戸時代初期に日本へ伝わった。
- 4月5日の誕生花のページへのリンク