4月2日の誕生花
4月2日の誕生花一覧
4月2日生まれの誕生花は「アネモネ」「四つ葉のクローバー」「桜」である。4月2日は春の訪れ、始まりであり、誕生花も春を象徴するものや、新しい芽吹きを感じさせる草花となっている。
誕生花の意味、解説、花言葉
#アネモネキンポウゲ科の秋植球根類。南欧原産の春を代表する花の一つ。園芸品種が多く、高さ20cm程の真っすぐな茎に手のひらサイズの花を咲かせる。花の部分は花びらではなくガクだが、光や温度に敏感に反応して開閉する。色は白、ピンク、赤、紫のものが多い。こっくりとした色合いが魅力で、ガーデニングで人気の花である。
アネモネの名前はギリシャ語で「風」を意味する「アネモ」から来ている。ネーミングの由来はアネモネの種が風に乗って空を舞うからだとも、ギリシャ神話が元になっているとも言われる。ギリシャ神話ではアネモネは、花の女神であるフローラの侍女の名前である。アネモネがあまりに愛らしい女性だったので、フローラの夫で風の神のゼフュロスが恋をしてしまった結果、アネモネはフローラの怒りを買って追放されてしまうが、ゼフュロスが彼女を側に置いておくために姿を一輪の花に変えたということである。アネモネの花言葉の中には恋に関係するものがあるが、それはこのギリシャ神話が由来となっている。
●アネモネの花言葉
・期待
・真実
・君を愛す
・はかない恋
・片想い
・あなたを信じて待つ
#四つ葉のクローバー
クローバーはシロツメクサの別名で、一般にシロツメクサの葉の呼称である。ヨーロッパ原産のマメ科の多年草で背が低く、地面を覆うように育つ。強い種で日本各地の幅広い環境に適応し、芝生や空き地、グラウンドなどでよく自生しているのが見られる。春に直径1cm程の球状の白い花を付ける。葉は卵型で、通常は茎の先端に3枚付く。この葉がまれに2枚、または4枚以上付くことがあり、特に4枚のものを「四つ葉のクローバー」と呼ぶ。
四つ葉のクローバーはヨーロッパ、アメリカなどで古くから幸運のシンボルとされている。その理由の一つが、四つ葉のクローバーの形は十字架に似ていることで、神を表すとされ持っていると幸運が訪れると言われている。またアメリカでは、クローバーの葉の1枚目は名声、2枚目は富、3枚目は愛、4枚目は幸運という意味があり、4枚すべてがそろったクローバーは幸せの象徴とされる。日本でも、葉の1枚目には希望、2枚目には信仰、3枚目には愛情、4枚目には幸福という意味がある。
クローバーが四つ葉になる確率は10万分の1と言われている。見つけにくい稀少さもあって四つ葉のクローバーは国内外で特別な意味を持ち、花言葉についても通常のシロツメクサの花言葉に加えて、幸運をイメージさせるような言葉が当てられている。
●四つ葉のクローバーの花言葉
・幸運
・希望
・愛情
・私のものになって
・満ちた愛情
#桜
バラ科サクラ属の落葉高木、または低木の一部の総称。日本に最も種類の多い春の花の代表の一つ。日本の国花であり、古くは「花」と言えば桜を指していた。春に白色や淡いピンク色、紅色の花を咲かせ、八重咲きの品種もある。ソメイヨシノ、サトザクラ、ヤマザクラ、ヒガンザクラなどがよく見られる品種である。また桜の幹は建材、造船材としても活用され、樹皮は咳止めの薬に用いられることがある。花を塩漬けにして桜湯などに、葉を塩漬けにして桜餅などに使用し、桜桃の果実はサクランボと呼ばれ食用にする。日本人にとって非常に身近な花、樹木である。
春に一気に満開となり、さっと散ってしまう桜の花は時代を越えて愛されている。花言葉にも満開の華やかさや美しさ、そして散り際の潔さからイメージされた言葉が多い。また日本の国花であることから、日本人らしい精神的な美しさや品格を思わせる言葉も多く取り入れられている。
●桜の花言葉
・高貴
・純潔
・精神美
・しとやか
・優美な女性
・優れた美人
・優れた教育
・善良な教育
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