33・特33号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:03 UTC 版)
「京都市営バス洛西営業所」の記事における「33・特33号系統」の解説
経路 33号:洛西バスターミナル - 境谷センター前 - 国道中山 - 三ノ宮 - 桂駅東口 - 西京極小学校前 - 西大路七条 - 京都駅前 特33号:洛西バスターミナル - 境谷センター前 - 国道中山 - 三ノ宮 - 桂駅東口 - 東側町 - 西大路七条 - 京都駅前 概要 33号系統は、洛西ニュータウン、西京区桂・川岡地区、右京区西京極地区から七条通を経由して、京都駅を結ぶ路線である。路線名は樫原線である。また、桂離宮の前を通る京都市営バス唯一の路線である。京都駅と洛西バスターミナルを結ぶ路線は本系統の他に73号系統があるが、旧山陰街道を経由するため、国道9号を経由する73号系統に比べて、距離が短いにもかかわらず、同等の所要時間がかかる。また、京都駅前 - 桂駅東口間は、京阪京都交通2,14,28A号系統・15,26,26B号系統(こちらは特33系統と同じ経路)と並走している。一部を除いてノンステップバス(中型)で運行。 沿革(旧23号系統、63号系統、旧西4号系統含む) 1948年10月:7号系統を新設する。新設時の経路は、西洞院塩小路(現:下京区総合庁舎前) - 京都駅前 - 烏丸七条 - 川勝寺 - 桂駅前(現:桂駅東口) - 三ノ宮である。 1949年6月:23号系統に系統番号を変更する。 1950年4月:西洞院塩小路 - 烏丸七条を、祇園 - 四条烏丸 - 烏丸七条に変更する。 1951年4月:三ノ宮 - 塚原を延長する。 1952年1月:塚原 - 沓掛を延長する。 5月:四条河原町 - 四条烏丸 - 烏丸七条 - 七条大宮(現:七条大宮・京都水族館前)を、四条河原町 - 五条河原町(現:河原町五条) - 五条大宮(現:大宮五条) - 七条大宮に変更する。 12月23号系統は三ノ宮 - 沓掛を廃止する。四条河原町 - 五条河原町 - 五条大宮 - 七条大宮を、四条河原町 - 四条烏丸 - 烏丸七条 - 七条大宮に変更する。 23甲号系統を新設する。新設時の経路は、祇園 - 西大路四条 - 西大路七条 - 桂駅前 - 樫原 - 沓掛である。 1953年7月:23甲号系統の西大路四条 - 桂駅前 - 樫原を、西大路四条 - 梅津段町 - 上桂駅前 - 千代原口 - 樫原に変更する。 1954年1月:23乙号系統を新設する。新設時の経路は、祇園 - 四条烏丸 - 烏丸七条 - 桂駅前である。23乙号系統は廃止時期不明だが、1957年5月の系統再編成までに廃止されたと思われる。 1955年6月:23号系統の祇園 - 四条京阪前を、三条京阪前 - (花見小路通) - 四条京阪前に変更する。 10月:23号系統の三条京阪前 - 四条京阪前 - 四条河原町を、三条京阪前 - 河原町三条 - 四条河原町に変更する。 1957年5月23号系統は33号系統に系統番号を変更する。 23甲号系統は祇園 - 四条河原町を三条京阪前 - 河原町三条 - 四条河原町に、四条烏丸 - 梅津段町 - 上桂駅前 - 千代原口 - 樫原を四条烏丸 - 烏丸七条 - 川勝寺 - 桂駅前 - 樫原に変更する。23号系統に系統番号を変更する。 1958年10月:23・33号系統は若松町 - 三条京阪南口(現:三条京阪前)を延長する。 1960年10月:63号系統を新設する。新設時の経路は、若松町 - 三条京阪前 - 河原町三条 - 四条河原町 - 四条烏丸 - 烏丸七条 - 三ノ宮 - 中山 - 北春日町 - 灰方である。 1967年4月:63号系統の中山 - 北春日町を、中山 - 国道中山 - 国道沓掛 - 北春日町に変更する。 1969年10月:63号系統の三ノ宮 - 中山 - 国道中山を、三ノ宮 - (国道9号) - 国道中山 に変更 1973年1月:23・33・63号系統の若松町 - 四条烏丸を廃止する。23・33・63号系統は四条烏丸市バスセンター乗り入れを開始する。 1976年4月:23・33・63号系統の四条烏丸市バスセンター - 烏丸松原を、四条烏丸市バスセンター( ← 四条烏丸 ← (綾小路通) ← )烏丸松原に変更する。 9月:33号系統は三ノ宮 - 国道中山 - 小畑川公園北口 - 新林公団住宅前 - 新林センター前を延長する。 1977年10月33号系統は新林センター前 - 東新林町を延長する。 33甲号系統を新設する。新設時の経路は、東新林町 - 新林センター前 - 新林公団住宅前 - 小畑川公園北口 - 国道中山 - 三ノ宮 - 阪急桂駅前(現:桂駅東口)である。 1980年2月:33甲号系統の新林公団住宅前 - 阪急桂駅前を、新林公団住宅 - 北福西町一丁目 - 三ノ宮街道 - 野田町 - 桂駅西口に変更する。 1981年5月23号系統を廃止する。 33号系統は洛西操車場前(現:洛西バスターミナル) - 東新林町を延長する。七条大宮 - 四条烏丸市バスセンターを、七条大宮 - 七条堀川 - 三哲(現:下京区総合庁舎前) - 京都駅前に変更する。 33甲号系統は洛西操車場前 - 東新林町を延長し、西1号系統に系統番号を変更する。 63号系統は桂駅東口 - 四条烏丸市バスセンターを廃止する。灰方 - 南春日町を、洛西操車場前 - 新林公団住宅前 - 境谷センター前 - 大原野小学校前 - 南春日町に変更し、西4号系統に系統番号を変更する。 1982年9月:特西4号系統を新設する。新設時の経路は、洛西バスターミナル - 新林公団住宅前 - 境谷センター前 - 大原野小学校前 - 南春日町 - 国道沓掛 - 沓掛 - 国道沓掛 - 国道中山 - 三ノ宮 - 桂駅東口である。 1983年11月:特西4号系統を廃止する。 1985年4月:33号系統は洛西バスターミナル - 東新林町 - 新林公団住宅前を、洛西バスターミナル - 西境谷町三丁目 - 境谷センター前 - 新林公団住宅前に変更する。 1987年11月:西4号系統を廃止する。 1988年6月:33号系統は西京極小学校前 - 川勝寺 - 桂大橋を、西京極小学校前 - 葛野大路八条 - 桂大橋に変更する。 1995年1月:特33号系統を新設する。新設時の経路は、洛西バスターミナル - 西境谷町三丁目 - 境谷センター前 - 新林公団住宅前 - 国道中山 - 三ノ宮 - 桂駅西口 - 桂大橋 - 川勝寺 - 大門町 - 七条堀川 - 下京区総合庁舎前 - 京都駅前である。 2010年5月 - 6月:東側町 - (七条通) - 川勝寺を、東側町 - (天神川通) - (葛野西通) - 川勝寺に変更する。葛野西通の供用開始は2010年5月28日午後3時 2015年3月21日:33・特33号系統が新設の梅小路公園前(現:梅小路公園・JR梅小路京都西駅前)停留所に停車する(それまでの梅小路公園前停留所は七条壬生川停留所に改称)。 1988年の経路変更は、桂大橋 - 東側町 - 川勝町 - 大門町の狭隘区間を避けるため、比較的道幅の広い桂大橋 - 葛野大路八条 - 西京極小学校前 - 大門町を経由することとしたものである。ただ、これにより西京極地区中心部を経由しなくなってしまった。そのため、1988年以前の33号系統の経路と同一(つまり東側町経由)の特33号系統を新設している。なお京阪京都交通の路線(2,14,28A系統、該当区間を走行する本数のほぼ半分)は特33号系統のルートで運転されている。 停留所およびダイヤ 33号系統、特33号系統合わせて、昼間は30分間隔に運行している。特33号系統は、1日4往復である(2007年現在)。参考までに、並走する京阪京都交通は、京都駅前 - 桂駅東口間で、2,14,15,26,26B,28A号系統合わせて10分間隔で運行している。 運賃 運賃は、桂小橋以東(特33号系統の場合は東側町以東)は均一運賃、それ以外の区間は距離に応じて異なる。なお、京都駅前 - 桂駅東口において、京都市営バス、京阪京都交通の定期券・バス回数カードなどの共通化は行っていない。バス一日券も京阪京都交通乗車時は使用できない(回数券は共通である)。
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