3代目立浪和義とは? わかりやすく解説

3代目・立浪和義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 06:34 UTC 版)

ミスタードラゴンズ」の記事における「3代目・立浪和義」の解説

西沢高木続き3代目ミスタードラゴンズ」と呼ばれる立浪和義は、1987年に春・夏の甲子園連覇達成したPL学園高校主将として率いた同年オフドラフト会議南海ホークスとの1位競合指名の末に星野仙一監督率い中日交渉獲得し中日入団した立浪は翌1988年から2009年現役引退するまで中日一筋22年プレーし1年目1988年シーズンには高卒新人ながら開幕戦遊撃手としてスタメン出場すると最優秀新人賞新人王)・ゴールデングラブ賞遊撃手部門)を獲得する活躍中日球団史上4度目リーグ優勝貢献した同年勝負強い打撃華麗な守備新風起こし、甘いマスク相まって「竜のプリンス」と呼ばれた。 翌1989年は「2年目のジンクス」にぶつかる形で右肩故障により低迷するが、3年目となる1990年には規定打席到達して打率.303を記録しその後チーム主力選手として「強竜打線」を牽引して安打量産した。その後勝負強い打撃勝利貢献し中日主力選手として活躍し続けた立浪2002年強打者不在打線4番打者務め16本塁打92打点(ともに自己最多)を記録したほか、翌2003年7月5日には東京ドーム行われた巨人戦にて通算2000本安打を達成した2005年には通算450二塁打達成して福本豊記録通算449二塁打)を塗り替える日本プロ野球史上最多二塁打記録達成したその間中日本拠地ナゴヤ球場からナゴヤドーム移転し1997年より)、立浪自身遊撃手二塁手三塁手幾度わたって守備位置変更しつつも1995年 - 1997年まで3年連続二塁手部門2003年には三塁手部門通算5回のゴールデングラブ賞獲得したほか、1996年には二塁手2004年には三塁手としてそれぞれベストナイン獲得した2006年シーズン中盤以降森野将彦台頭によりスタメン外れ代打要員となったが、プロとして与えられ立場チーム貢献し2007年には落合博満監督の下で悲願球団史53年ぶりの日本一西沢現役だった1954年以来2度目)に貢献した現役引退まで打撃三部門のタイトル首位打者本塁打王打点王)や盗塁王獲得ゼロ終わり無冠の帝王)、ずば抜けた成績残したシーズンこそなかったものの、2009年現役引退まで通算2586試合出場・2480安打・1037打点いずれも球団記録)の成績残し星野監督時代1988年1999年および落合監督時代2004年・2006年と計4度リーグ優勝貢献した。また日本球界最多となる通算487二塁打記録しており、プロ入り安打最終安打ともに二塁打であったため、本人は「二塁打縁があるかもしれない」と述べている。 立浪現役時代巨人監督務めミスタージャイアンツ」とうたわれた長嶋茂雄立浪通算安打数で自身記録(2471安打)に並んだ際、「彼のプレーは『ミスター・ドラゴンズ』に相応しい」とコメントしている。またファンからの人気晩年ナゴヤドームで「代打立浪」がコールされる度に大歓声上がるほどで、大山くまお立浪人物像を「その風格貫禄名古屋での絶大な人気他の追随を許さない」と評しているほか、ファンの間では現役時代末期から引退後に至るまで立浪対し根強い監督就任待望論があったが、球団から2021年オフ監督就任要請され、これを受諾した2019年にはプレーヤー部門野球殿堂入り果たしている。 中日球団応援歌として親しまれている「燃えよドラゴンズ!」のうち、2007年の日本一を記念して制作された「燃えよドラゴンズ! 2007優勝記念盤」では(通常は1選手につき歌詞1行まで)歌詞2行分を費やして立浪言及する特別扱い」がなされている。

※この「3代目・立浪和義」の解説は、「ミスタードラゴンズ」の解説の一部です。
「3代目・立浪和義」を含む「ミスタードラゴンズ」の記事については、「ミスタードラゴンズ」の概要を参照ください。

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