タンポとは? わかりやすく解説

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たんぽ

綿などを丸めて皮や布で包んだもの。けいこ用のの頭につけたり拓本をとるとき墨を含ませたりするのに用いる。


たん‐ぽ【担保】

読み方:たんぽ

[名](スル)

将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。抵当。「土地を—に入れる」

債務者債務履行しない場合備えて債権者提供され債権弁済確保する手段となるもの。物的担保人的担保とがある。

(特に、物品などの形(かた)を取らないで)その事保証するもの。「消費者保護実現の—はない」「法律によって—する」


たん‐ぽ【婆】

読み方:たんぽ

唐音

湯たんぽ。《 冬》

京阪地方で、酒を温めるのに用いる、真鍮(しんちゅう)製の筒形の器をいう。ちろり。


湯婆

読み方:タンポ(tanpo), トウバtouba

中に湯を入れて腰・脚などを暖めるのに用いる器


タンポ

読み方:たんぼ,たんぽ

  1. 肴ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・岩手県
  2. 肴ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・宮城県
  3. 酒席料理物。〔第六類 器具食物
  4. 酒肴。たんぽ(湯婆)はちろり銚釐)ともいい酒を燗す金属製の器で、酒には肴が付き物何時か「たんぽ」は酒肴意味するようになつた。〔香〕

分類 宮城県岩手県、香


タンポ

読み方:たんぼ,たんぽ,たんぽう

  1. 魚類総称シタルナリ。〔第三類 飲食物之部・茨城県
  2. ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・福島県
  3. のこと。〔一般犯罪

分類 犯罪福島県茨城県

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湯婆

読み方:タンポ(tanpo), ユタンポ(yutanpo)

中に熱湯入れて布切れ包み寝床中においてからだを暖める

季節

分類 人事


タンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 01:54 UTC 版)

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銅版画のタンポ(ダバー)

タンポは、拓本を採るときに墨をつけて叩く道具である。をかくときのに当たる。漢字では「短穂」あるいは「打包」と書く。 後述するように綿を丸めて球状にするところから、語感が似たタンポン(綿球)に由来する語と誤解されることがあるが、両者の間には特に関係ない。 綿などを布で包み、ボール状にして縛ってある部分を持ちやすいように棒状にする。昔は、かもじ(人毛)を真綿でくるんで紅絹(もみ)の布で包んで作ったが、現在はナイロン綿を目の細かい化繊布でくるんで作る。大きさは直径20センチメートルくらいのものから1センチメートルくらいまで用途に応じて作られる。一般に中国では固く括ったものが用いられるが、日本では比較的柔らかめのものが好まれる。

日本では、この形を流用して刀剣用のタンポが生まれた。これはタンポに砥石の粉末を内部に含ませて、日本刀の刀身を払拭するものである。また、槍術の練習用として、棒の先端にタンポをつけた「たんぽ槍」というものが用いられることもある。

主に拓本の道具として用いられるが、様々な版画制作時にも素材やつくりを変えることで、利用されている。孔版ステンシルという技法や、銅版画では絹や鹿皮で作られたもの(ダバー)を使用する。絹のものは、固形グランド(防食剤)を引きのばす時に使用し、皮製のものは版にインクを詰める時に使用される[1]

脚注

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関連項目


タンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:23 UTC 版)

クラリネット」の記事における「タンポ」の解説

タンポ(タンポンとも)は音孔のうち指では直接開閉できない部分カバーするためにキー取り付けられた、円盤型柔軟性有する部品で、通常シェラック呼ばれる天然素材接着剤キー固定されている。 タンポの素材としては、フェルトをフィッシュスキンで包んだものが一般的である。実際は羊などの腸皮であることが多い。ブラダーとも呼ばれる。革を用いたものもあり、アルト・クラリネット以下の低音楽器全て革タンポが一般的である。レジスターキーにはコルク用いられることが多い。また、近年では合成皮革ハイテク素材廉価版にはスチロール用いたものもある。屋外使用されることが多いプラスチック製楽器初心者向けのものでは、耐久性価格の面から合成素材多く用いられる

※この「タンポ」の解説は、「クラリネット」の解説の一部です。
「タンポ」を含む「クラリネット」の記事については、「クラリネット」の概要を参照ください。

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