黒龍会とは? わかりやすく解説

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黒龍会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 20:12 UTC 版)

黒龍会(こくりゅうかい、旧字体黑龍󠄂會)は、1901年明治34年)1月に設立された国家主義右翼)団体である。2008年には、創立者の内田良平の血脈道統を継承する遺族で、平岡浩太郎の曾孫である田中健之によって再興されている。


  1. ^ a b 堀幸雄 『最新 右翼辞典』 柏書房 2006年11月 P 227-228
  2. ^ 第二次世界大戦中には、米国で情報収集など様々な活動を行っており、会員がサンフランシスコにおいてFBIに逮捕されたこともあった。[要出典]
  3. ^ 玄洋社創立者の1人で玄洋社初代社主
  4. ^ 内田良平の父である内田良五郎は筑前勤皇党の志士であり、良平の叔父の平岡浩太郎は西南の役に従軍、後に頭山満と共に玄洋社を創立し、帝国議会開設後は衆議院議員を務めた。また自らが経営する筑豊炭鉱で得た巨額の資金を革命資金として孫文を支援、またアジア各国の独立運動や、郷土の後輩や青年の育英にも惜しみなくその財を注ぎ込んだ。
  5. ^ 後の中華民国軍総司令部顧問
  6. ^ 最後の黒龍会主幹で昭和右翼の重鎮
  7. ^ 結成には武田範之、鈴木天眼、清藤幸七郎ら、および、東学党の乱支援のために天佑侠を結成して朝鮮半島に渡った人々も深く係わった。
  8. ^ 『東亜先覚志士記伝』上、中、下巻
  9. ^ 内田良平をはじめとする黒龍会の会員たちは、その道義的な責任を感じて、同光会を結成して、朝鮮統治改革運動を展開して、朝鮮に高度な自治権を施し、朝鮮人にも参政権を与えるべきだと主張した。その結果、朴春琴など朝鮮人の帝国議会議員が誕生していた。
  10. ^ 黒龍会『日韓合邦秘史』上下二巻。
  11. ^ 代表的な三勢力を紹介する。
    興中会孫文胡漢民汪兆銘など
    光復会陶成章章炳麟蔡元培秋瑾など
    華興会=(黄興宋教仁陳天華など
  12. ^ その時の電報文などは、みすず書房刊行『北一輝著作集』第三巻所収
  13. ^ 巴布扎布
  14. ^ 荒木・南・小磯・松岡ら十一人に逮捕命令『朝日新聞』昭和20年11月20日(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p340 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  15. ^ 総司令部、戦時利得没収の諸方策指令『朝日新聞』昭和20年11月26日(『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p360-p361)


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