大化会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大化会の意味・解説 

大化会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 03:55 UTC 版)

大化會(たいかかい)は、1920年4月[1]清水行之助によって結成された国粋主義右翼団体[2]

概要

清水が東京市ヶ谷牛込加賀町で結成し、1923年、猶存社にいた岩田富美夫が独立した際に、代表を引き継いだ。顧問には高畠素之が就任した。小山大獄、荒牧退助[3]などが所属[1]

剣道柔道の道場、相撲の土俵を造り、錬成した。兄弟分・客分として出入りした者に山本重太郎(東興連盟盟主・日協前衛隊盟主)、辰川龍之助(白狼会)、清水行之助大行社)などがある。 道場の師範には江田島兵学校教官の寺田稲次郎(秋水会代表・旧日本国民党委員)が就任し、相撲は出羽海部屋の力士が指導にあたった。

創立当初は雑誌「日本」を発行し、後に「急進」を出した。

大杉栄遺骨奪取事件のほか、下田歌子事件、飯野吉三郎事件、神楽坂決闘事件、前橋水平社事件、野田醤油事件、不戦条約問題、やまと新聞社事件などに関係した。

2009年芳谷会長が健康上に理由で総本部を横浜に移転し、事実上『政治結社白龍会 会長山下桂三』が預かっている。

2020年現在の代表者は内田敏幸[4]

脚注・出典

  1. ^ a b 労働経済調査所 1935, p.63
  2. ^ 当時の綱領は出典を参照
  3. ^ 1960年の岸信介襲撃事件の実行犯。
  4. ^ 収支報告書”. 総務省. 2024年1月24日閲覧。

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大化会」の関連用語

大化会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大化会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大化会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS