YP体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 23:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動YP体制(わいぴーたいせい)とは、「戦後(第二次世界大戦後)の世界秩序」(戦後レジーム)を表す用語である。
概要
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「Y」「P」は、それぞれ「ヤルタ(Yalta)」「ポツダム(Potsdam)」を意味しており、要するに「ヤルタ・ポツダム体制」のことである。
- 戦後の世界秩序は、いわゆる「ヤルタ会談」によって決定付けられ、米華英蘇豪加仏蘭新等の戦勝国による支配が決定的になった。これにより、各民族が当然に持つべきである民族自決の権利が侵害されている
- また「ポツダム会談」により、大日本帝国はポツダム宣言を受諾し降伏したことで、GHQの占領下におかれ、「占領憲法・押しつけ憲法(日本国憲法)」を押し付けられ、亡国への道を辿っている
と言われている。
ポツダム会談での決定はサンフランシスコ講和条約によって無効になっている。ただし、言うまでもなく、ヤルタ会談にせよポツダム会談にせよ、そこでなされた秘密協定には、もともと参与していない諸国に対する法的な強制力はなく、これらは国際法上の条約の類でもない。
参考文献
- 警備研究会編『わかりやすい極左・右翼・日本共産党用語集(改訂)』立花書房、2001年
関連項目
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