鷗外の婢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 06:05 UTC 版)
『鷗外の婢』(おうがいのひ)は、松本清張の小説。「黒の図説」第3話として『週刊朝日』に連載され(1969年9月12日号 - 12月12日号)、1970年4月に中編集『鷗外の婢』収録の表題作として、光文社(カッパ・ノベルス)から刊行された。
- ^ a b 岡保生「鷗外の婢」(『国文学 解釈と鑑賞』1995年2月号、至文堂収録)
- ^ “柳原暁子「清張アラカルト」(かるかる2014年6月号)” (PDF). 北九州市芸術文化振興財団 (2014年6月). 2023年5月21日閲覧。
- ^ 著者による「私のくずかご」(『オール讀物』1967年5月号掲載)。のちに『松本清張全集 第34巻』(1974年、文藝春秋)収録。
- ^ 新潮文庫版(1974年4月)巻末掲載の権田による解説を参照。
- ^ 林正子「松本清張文学の淵源と指標 : テーマとしての<森鴎外>」『岐阜大学地域科学部研究報告』第12巻、岐阜大学地域科学部、2003年2月、258-239頁、CRID 1050282812836104832、hdl:20.500.12099/4534、ISSN 1342-8268、NAID 120006339571。
- ^ 森於菟「鷗外と女性」(『台湾婦人会』1943年1-5月号掲載)。のちに森於菟『父親としての森鷗外』(1969年、筑摩書房)収録。
- ^ 平岡敏夫「森鷗外と松本清張-不遇への共感-」(『松本清張研究』第一号(2000年、北九州市立松本清張記念館収録)
- ^ 大津忠彦「松本清張著『鴎外の婢』にみられる考古学的虚実構成」『筑紫女学園大学・筑紫女学園大学短期大学部紀要』第9号、筑紫女学園大学、2014年、95-107頁、CRID 1520853832504746624、ISSN 1880845X、NAID 110009673450。
- 鴎外の婢のページへのリンク