高速輸送艦としてとは? わかりやすく解説

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高速輸送艦として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 17:22 UTC 版)

北上 (軽巡洋艦)」の記事における「高速輸送艦として」の解説

1942年9月8日第九戦隊舞鶴鎮守府第四特別陸戦隊トラックへの輸送命令受けた。そのため、「北上」と「大井」は9月10日横須賀着き後部魚雷発射管4基を陸揚げしたまた、北上」は内火艇1隻も陸揚げした。そして、大発動艇4隻、三連九六式25mm高角機銃2基、爆雷投下軌条装備した9月12日舞鶴鎮守府第四特別陸戦隊収容して横須賀出撃17日カロリン諸島トラック諸島到着19日揚陸)。10月3日北上陸戦隊部隊千代田基地員を乗艦させトラック泊地出港し6日ソロモン諸島ショートランド島着、輸送任務終えて9日トラック泊地戻った11月北上マニラからニューブリテン島ラバウル部隊輸送した後、年末までに佐世保帰投した。この頃、更に四連魚雷発射管を4基下ろして4基16門とし、大発増設しとされる1943年昭和18年1月から、ニューギニアの戦いにおける日本軍の増援作戦に関わった。1月には陸軍第20師団釜山からパラオ経由ニューギニア島ウェワク輸送した2月には第41師団青島からパラオ経由ウェワク輸送した3月15日第九戦隊解隊4月から5月にかけて、スラバヤからニューギニア島カイマナ(英語版)への輸送船3隻の護衛行った6月23日軽巡洋艦4隻(「北上」と「大井」、「鬼怒」、「球磨」)が入港していたマカッサルダーウィンより発進したアメリカ陸軍航空隊第5空軍90爆撃団第319爆撃隊の17機のB-24による攻撃を受け、「鬼怒」や「球磨」に被害生じた7月1日をもって球磨型2隻(北上大井)は南西方面艦隊麾下第十六戦隊編入されるその後スラバヤ拠点として警備行った8月シンガポールのセレター(英語版海軍基地補修受けた9月始めシンガポールからニコバル諸島への輸送艦1隻の護衛行った10月終わりにはアンダマン諸島ポートブレアへの輸送艦2隻の護衛行った1944年昭和19年1月、「北上」と「鬼怒」はポートブレアへの陸兵輸送行った。2隻は1月23日シンガポール出港し1月25日ポートブレア到着陸兵降ろし同日シンガポールへの帰途についたが、27日1時25分にマラッカ海峡入り口北緯4度54分、東経9828分)でイギリス潜水艦テンプラー」から発射され魚雷が2本「北上」に命中した魚雷前部後部命中し北上」は航行不能となった戦死者12名、負傷者は4名であった。「北上」は「鬼怒」に曳航されて2月1日シンガポール到着し6月までシンガポール修理が行われた。本格的修理のため「北上」は7月2日給油艦旭東丸」を護衛して日本本土へ向け出発途中で浸水発生したためマニラ修理行いその後はヒ70船団タンカー8隻、護衛空母神鷹」など)に合流して北上し8月14日佐世保到着した

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高速輸送艦として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 02:56 UTC 版)

大井 (軽巡洋艦)」の記事における「高速輸送艦として」の解説

1942年9月8日第九戦隊舞鶴鎮守府第四特別陸戦隊トラックへの輸送命令受けた。そのため、「大井」と「北上」は9月10日横須賀着き後部魚雷発射管4基を陸揚げした。そして、大発動艇2艘、3連装九六式25mm機銃2基、爆雷投下軌条装備した9月12日から「大井」と「北上」はトラックへの陸戦隊輸送行った10月末から12月にかけて、部隊物資トラックマニラからニューブリテン島ラバウルブーゲンビル島ブイン輸送したこの頃、更に4連装魚雷発射管を4基下ろして4基16門とし、大発増設しとされる12月24日大井呉海軍工廠整備のために帰投した。 1943年1月12日から、ニューギニアの戦いにおける日本軍の増援作戦に関わった。1月には陸軍第20師団釜山からパラオ経由ニューギニア島ウェワク輸送2月には第41師団青島からウェワク輸送した3月15日大井南西方面艦隊配属された。4月スラバヤからニューギニア島カイマナ(英語版)への輸送船2隻の護衛5月スラバヤからアンボン島とカイマナへの輸送船2隻の護衛行った6月23日軽巡洋艦4隻(「大井」と「北上」、「鬼怒」、「球磨」)が入港していたマカッサルダーウィンより発進したアメリカ陸軍航空隊第5空軍90爆撃団第319爆撃隊の17機のB-24による攻撃を受け、「鬼怒」や「球磨」に被害生じた。「大井自体には被害はなかったが、上陸していた「大井機関長三浦少佐死亡した7月1日より、スラバヤ拠点として警備行ったジャワ海哨戒の後、8月シンガポールのセレター(英語版海軍基地補修受けた

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