高校の友人・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:11 UTC 版)
「みゆき (漫画)」の記事における「高校の友人・関係者」の解説
間崎 竜一(まさき りゅういち) 若松みゆきに一目惚れし、一緒の修学旅行、一緒の卒業式、一緒の同窓会のために追試まで棄権し留年した。年齢は真人の1つ上(中学卒業後高校浪人しているため、1浪1留となる。大学浪人はしなかった)。とても積極的な惚れっぽい性格で、様々なドタバタエピソードを残すが、根は義理堅く真面目な努力家で成績不良のため退学になりかかるものの、大好きなみゆきのために必死になって猛勉強を徹夜でしたり、サッカー部の中条のボールに真っ向から喰らいついたりもした。腕っ節は強く、数人相手の喧嘩も負けない。喫茶店「ドラゴン」を母親と切り盛りし、喫茶店のマスターもしている。 当初は、若松みゆきに好意的に接してもらえたが、2年時に別々のクラスになってしまい会う機会が減った。 最終回、竜一の母との会話から、みゆきは再会当初から真人と血縁関係がないことを知っていた、と思わせる趣旨を母と互いに語り合った後、涙を浮かべながら真人とみゆきの結婚を祝福した。 2013年、あだち充の別作品『MIX』にラーメン屋ドラゴンのマスターとして登場。 中田 虎夫(なかた とらお) 独身体育教師。白樺女子学園中等部で体育教師をしていたが、みゆきが青華高校に入学すると、追いかけて転職する。竜一とは恋敵で、二人の関係は諺の「竜虎相見(まみ)える」に喩えられている。みゆきとは20近く歳が離れている。母親が見合い話をたくさん持ってくるが、若松みゆきにしか興味がないので相手にしていない。一度、勘違いで同名の美由紀(みゆき)という女性と婚約したが、結婚直前で破談。土下座までしてみゆきに求婚したりする入れ込み様だったが、若松みゆきが真人と結婚した後、母親の見合い話を承諾する。 香坂 健二(こうさか けんじ) 真人の同級生。表向きは礼儀正しく文武両道で教師とっては理想の生徒で女子にもモテる爽やかな好青年を演じているが、実際はかなりスケベな上、人の恩を仇で返すような性格で、学園祭では、真人に命懸けでトラックから助けられたのにも関わらず、主役を真人に取られた腹いせに客席から舞台の敵役に向かって「(真人の)足、折っちまえ!」と言っていた。ひたすら鹿島みゆきのみにアタックする。徐々にエスカレートしていき、真人・鹿島の間を引き離そうと次々と陰湿な計画を企てるようになる。 鹿島みゆきと同じ大学に入るために、大幅に志望大学のレベルを下げ現役合格。しかし、鹿島みゆきが真人のために浪人して予備校に通うことを知ると、自分も浪人して同じ予備校に通おうとするが失敗。真人・鹿島が同じ大学に入学し、勝手に男女の関係を想像して鹿島への想いを諦めることとなる。 沢田 優一(さわだ ゆういち) 真人とは年上の幼なじみ、22歳の大学生。高校時代までは真人の隣の家に住み、大学を両親とともに西ドイツへわたり留学。容姿端麗で裏表のない性格、努力家で練習熱心な将来有望な日本代表のサッカー選手。突如帰国の形をとって後半から登場。若松みゆきと再会し一目惚れしてしまう。若松家に進路を決めるため居候していた間、何とかみゆきを真人と同じように可愛い妹として見ようとする努力をするが、無理だと感じたため、転居する。そして改めてみゆきに求婚する。 真人は兄のように慕っており、妹・みゆきの相手としても申し分のない存在だったが、真人兄妹の間柄を知る一人として、真人に自分の気持ちを気づかせる最後のチャンスを与えるようとする。真人とみゆき双方の気持ちを分かった上での強行なスケジュールを組み、披露宴を迎える。真人のみゆきへの告白により破談。その後、北海道に旅立った際、鹿島みゆきと偶然再会しており、失恋した二人の新しい恋を予感させるエピローグとして描かれている。 村木 好夫(むらき よしお) 真人の同級生。真人と同じくらいの成績にして、同じくらいのスケベさ、どこにでもいるような高校生。要所要所で登場、真人と鹿島みゆきの間柄をうらやみ、ちょくちょく割り込む。当初は鹿島一筋だったが、中盤から女の子なら手当たり次第にデートに誘うようになる。もてないと思っていた妹がいる。真人と同じく、1年浪人してから同じ大学へ進学。作者の分身のような存在(やはり血液型は変態AB)。どういうわけか、沢田と若松みゆきの結婚披露宴には登場しない。
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