高校の主な教師たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 23:37 UTC 版)
「天使のアッパーカット」の記事における「高校の主な教師たち」の解説
山路 演 - 山下真司 英語教師でラグビー部監督。スポーツを見るのが好きな弘美をラグビー部マネジャーに誘った人物。弘美によると本校で女子生徒から一番人気のある教師とのこと。慶子が初めて相原とトラブルになったことで彼女に関わり始める。相原たちの行き過ぎた管理教育と紅薔薇組による生徒への嫌がらせから学校を守るため、美樹の依頼を受けて生徒会のオブザーバーとして参加するようになる。誠実な性格で生徒とできるだけ同じ目線に立ち熱意を持って積極的にコミュニケーションを図る。ラグビー部では「One for all、 All for one」の気持ちを合言葉にしている。 相原 演 - 中島久之 高校の生活指導教師で担当教科は社会科。以前から不良生徒として学校を渡り歩いてきた慶子に目をつけ、学校で何か揉め事や問題が生じると“慶子がしでかしたに違いない”と決めつけて叱ったり罰を与える。学校の風紀を乱す生徒に厳しい指導をし、それでも改心しない者には何か理由をつけてでも退学させるべきとの考えを持っている。また、慶子の転入と時同じくして美樹、弘美、健吾などの行動に変化が起き始めたことや紅薔薇組の学校への危害が増えたことも裏で慶子が関わっていると疑い始める。 おかだ校長 演 - 谷村昌彦 私立の名門校。自身は「本校にいじめや校内暴力はない」と認識している。厳しい校則による徹底した管理教育で生徒たちに窮屈な学校生活を敷いている。ツッパリ生徒の慶子を敢えて好きなように行動を取らせ、紅薔薇組との争いが表面化した所で両方を一刀両断するよう相原たちに伝える。進学校ではあるが、学校運営のため他の公立校や私立から不良生徒や登校拒否児を受け入れてその入学金を集めており、生徒が何か問題を起こすと事情を聞かずに処分を課すという形を取ってきた。 教頭 演 - 川辺久造 慶子が転校初日に相原とトラブルとなったため、和男が後から教育委員会に訴えないよう「慶子への処分を保護者として受け入れる」旨の誓約書を書かせようとする。紅薔薇組を放置しておくと今後高校を食いつぶされるかもしれないと考え始める。教師陣の中でも特に学校の名誉や体面を気にする性格で、生徒のためと言いながら実際には保身的な自分の考え方を押し通す。 たかみや 演 - 松井きみ江(現・松井紀美江) 高校教師。高校の教師たちの中では山路と似たような考えの持ち主で、唯一彼の意見に賛成したり彼の味方をしている。ある日職員室で、紅薔薇組に手を付けずに慶子にばかり叱りつける校長たちを批判する。後日山路がラグビー部の遠征試合に行った時は、これに乗じて校長や相原たちが慶子を退学に持っていこうとするのを阻止するため一人で奮闘する。
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