駅そば屋・出前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:30 UTC 版)
風邪を引いた駅そば屋 いかりやが訪れたそば屋の店主(仲本)は風邪をひいており、マスク越しで接客するがこもって何を言っているかわからない。その後、そばが出来上がると医者(高木)がやってきて「熱いそばを食べて、布団で休めばよくなるだろう」と診断する。すると店主はいかりやのそばを横取りして食べようとする。そしていかりやに対し、「布団持ってる?」と尋ねる。 時間がかかるそば屋 いかりやがそば屋(志村庵)に電話をして天玉そば・ざるそばと御新香を注文をするが、店主(志村)が「あの、もうすぐ出ると思うんですけど」と言ったきりいつまで経ってもそばが来ない。その後5時間も待たされ、しびれを切らしたいかりやが志村庵に怒鳴り込んでみると、トイレで踏ん張っている志村の姿があった。前半部分は「年寄りの出前持ち」のリメイクで、耳が遠いため「いかりや」を「イタリア」「盛り屋」「マラリア」などと何度も聞き間違える。 具合の悪い駅そば屋 他の「具合が悪いシリーズ」同様、店主(志村)は風邪をこじらせてしまい、ロープで体を吊り下げて接客する。いかりやの注文通りに食べ物を用意しようとするが、ゆであがったそばの熱湯がかかったり、卵が頭にぶつかったりする。 スリルのある駅そば屋 店主は加藤。駅のホームに一番近い場所に店舗があり、列車が通過すると強風が来る。最後に「特急エイト」が激突して店を壊してしまう。 やる気の無い駅そば屋 いかりやが駅そば屋に入ると、ホームレス風の店主(志村)がふてぶてしく接客。そばで掃除をしたり、カウンター内で小便をしたり、そばの汁を肥柄杓で掬ったり、終いに卵をぐちゃぐちゃにして入れたそばを出す。店主がふてぶてしさを尽くした挙句に喧嘩になり、いかりやが「こんなもん喰えるか!腹減ってるんだよ!!」と怒ると、店主も逆ギレした挙句に出前のカレーを、スプーンを使わず顔を突っ込んで食べる。 一見平凡に見える駅そば屋 上記のようにとんでもないそば屋に散々な目に遭ってきたいかりや、店主(加藤)の姿に警戒して「このそば、ゴムか何かで出来ているでしょ?」、「丼の下のほうにトウガラシが入ってるでしょ?」と質問するが、「うちは普通のそば屋だよ?」と応対する。何も無いので安心し、卵をかけるように注文した途端に店が爆発する。 元ヤクザの駅そば屋 ヤクザの道から足を洗った店主(仲本)のもとに3人のヤクザがやってくる。「必ず落とし前をつけますから、ちょっと待ってください。」と店主がその場から離れると、ヤクザたちがいかりやに「天ぷらそばというものはな、天ぷらから先に食わなければアカンな」「そばから食わんか」「卵からすすれよ」とそばの食べ方を押し付ける。 便秘気味の駅そば屋 いかりやが訪れた店の 店主は(志村)不機嫌そうに応対する。聞けば、朝の6時から終電まで店主一人で店を切り盛りしているため、トイレに行けず便秘に悩んでいるという。そばを作る最中に何度もトイレへ向かうがなかなか出ない。しかし最後はなんとか出したが、同時に列車も出て(発車して)しまった。 落ち着きのない駅そば屋 店主(仲本)は、いかりやが「卵を入れてくれ」ということに対し、よそ見をしてこぼしたり、割っていない卵が大量に入った器を出したりする。「唐辛子を入れてくれ」と頼むと、唐辛子の容器をそのまま器に入れるなどしたため、「あなたが急ぐことないだろう」といかりやがたまりかねて店主に文句を言う。実は、店主が次の列車に乗らなければならなかったため、「シャッター閉めて、掃除しておいてくれ」と言うと、いかりやに店を任せてとび出してしまう。 逃げ腰の駅そば屋 店主(加藤)は顔中あざだらけで、いかりやが頼んでもそばを作ろうとしない。自身が作るそばが不味いために、客から丼をぶつけられたり殴られたりしたことですっかり逃げ腰になってしまった。いかりやが絶対手は出さないことを約束したことでようやく作り始める。ただ、逃げ腰の店主は暴力を恐れて卵や天ぷらをいかりやにサービスするが、それでもなお逃げ腰の店主は「私が一口問題なく食べられたら食べてくれ」と話して、先に味見をする。しかしやはり不味かったようで、厨房の鍋で自らの頭を殴り、気絶してしまう。 忘れ物の多い出前持ち いかりやが天玉そばを注文するが、出前持ち(加藤)が持ってきたそばには箸がなかった。慌てて箸を取りに行くが、肝心のそばの方を忘れてきてしまう。再度店に戻るが、薬味がないためいかりやが文句を言う。今度は箸と薬味を持ってきて、そばを持ってこなかった。ようやく全部持ってきたと思いきや、勢い良く戸に激突して壊してしまった。加藤扮する出前持ちは東北出身の設定で、訛りのきつい言葉を話していた。 一見普通の・・? 高木扮する出前持ちがいかりやが注文した品を持ってくるが、品物を出さずに岡持ちごとおいて行っていく。いかりやが岡持ちを開けるとなんと高木が入っていた(岡持ちに顔だけ出していた)。 岡持ちを開けられない出前持ち 同じく番組で放送されていた「仲本工事のもどかしいひと時」の流れを組むコント。出前持ち(仲本)が注文した品を持ってくるが、なかなか岡持ちが開かず、あの手この手を使って開けようとする。最後はいかりやと岡持ちを引っ張り合って開けようとするが、勢い余って窓を壊してしまう。実は岡持ちは横開きであり、オチであまりの事実にショックを受けたいかりやは「だめだこりゃ、だめだこりゃってんだろうが、この野郎!!」と半分怒りながら言っていた。 年寄りの出前持ち 出前を頼みに電話をするいかりやに店主(志村)が応対。志村は耳が遠いため「いかりや」を「イタリア」「盛り屋」「マラリア」などと何度も聞き間違える。そして出前を持ってきたはいいが、腰が曲がっているため持っている岡持を横倒しにしてしまい中身をひっくり返してしまう。それをいかりやに指摘されると、中身が常に水平になるよう天秤棒で肥桶を担いでその中に蕎麦の丼を入れてくる。注文客が加藤で、加藤の娘役で西村知美と渡辺美奈代が出演しているバージョンが存在する。このバージョンでは「加藤」を「佐藤」「与党」「高木」などと聞き間違えている(「高木」と聞き間違えられた時には何故か加藤が激怒した)。
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