駅での入換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 08:42 UTC 版)
駅での入換は、始発列車のために車両基地や留置線から出された車両の据え付け、運行を終えた車両の車両基地や留置線への片付け、機関車の付け替え・機回し、編成の増結や解放、到着番線と出発番線が異なる場合の転線作業といった目的で実施される。特殊なものとしては、鉄道連絡船の接続のある駅で、車両航送のために連絡船に車両を積み込み、積み降ろすための入換がある。 駅での入換は本線での列車運行と密接にかかわることが多く、通常は本線における列車ダイヤに合わせて構内作業計画を策定して定時に実施される。駅構内における入換が遅れると本線の列車にも遅延をもたらすことがあるため、時刻厳守が求められる。入換を実施することがある駅を入換駅と区別することがある。また本線を支障して行うような入換のことを本線入換と呼ぶ。 また、一部の待避線の無い駅では、ダイヤ乱れの発生時に本線を待避線として活用し、入換を行う場合もある(京浜急行電鉄横浜駅など)。
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