かつて在籍した車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 01:39 UTC 版)
「名古屋臨海鉄道」の記事における「かつて在籍した車両」の解説
ND551形 (ND551 1) 1965年(昭和40年)8月の開業にあわせて、貨物列車牽引・入換作業用に導入された。元は国鉄のDD93形 (DD93 1) である。1960年(昭和35年)に日本車輌が製造、国鉄が試用した後、エンジンをDML61S形(1基搭載)に交換した上で転入してきた。1972年(昭和47年)6月廃車。自重55トン。 NB25形 (NB25 1) 日本車輌製の25トン機である。東港駅および昭和町駅での入換作業用として1965年(昭和40年)8月の開業時に導入された。入換作業時のブレーキ力不足のため翌1966年(昭和41年)5月に廃車、日本車輌に返却された。 ND35形 (ND35 1 - 3, 11) 日本車輌製の35トン機で、300psのエンジンを1機搭載する。 1号機はNB25形の代替で、1966年(昭和41年)4月に製造された。続いて1970年(昭和45年)12月に2号機、1972年4月に3号機がそれぞれ製造された。1号機と3号機については1975年(昭和50年)4月に名古屋臨海通運に売却され、知多駅での入換作業用となった。3両とも1997年(平成9年)4月に廃車。 11号機は1969年(昭和44年)6月に製造された。日本通運(日通)の所有で、汐見町駅の入換作業用である。1997年(平成9年)4月に廃車。 DB9形 (DB9) 1957年(昭和32年)に加藤製作所が製造した15トン機である。日通が所有し、元は名古屋鉄道(名鉄)に所属して九号地(港区潮見町)の入換作業に従事していたが、臨海鉄道開業に伴い日通所有のまま名古屋臨海鉄道に移籍、九号地にできた汐見町駅の入換作業用となった(下記のDB45、DB51、DB81、DC61の4両も同様)。1970年(昭和45年)9月廃車。 DB45形 (DB45) 1960年(昭和35年)に日本輸送機が製造した20トン機である。150psのエンジンを1基搭載。1983年(昭和58年)5月廃車。 DB50形 (DB51) 1961年(昭和36年)に加藤製作所が製造した20トン機である。200psのエンジンを1基搭載。1989年(平成元年)3月廃車。 DB80形 (DB81) 1964年(昭和39年)に日立製作所が製造した25トン機である。180psのエンジンを1基搭載。1986年(昭和61年)4月廃車。 DC60形 (DC61) 1962年(昭和37年)に加藤製作所が製造した25トン機である。180psのエンジンを1基搭載。1994年(平成6年)10月廃車。
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