題字と地紋などとは? わかりやすく解説

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題字と地紋など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:50 UTC 版)

毎日新聞」の記事における「題字と地紋など」の解説

毎日新聞社旧社章(同社ホーロー看板より、1897年1991年毎日新聞社社章同社ホーロー看板より、1991年~) 『東京日日新聞』や『日本立憲政党新聞』、『大阪日報』、『大阪毎日新聞』とも創刊以来幾たびとも題字と地紋変更があった。『東京日日新聞』の題字の変遷1872年明治5年2月21日創刊号から同年3月1日までは右横書き篆書袋文字飛雲模様入り、「東亰日日新聞」(「日日」は籀文で、くにがまえに烏とくにがまえに正、「新」異体字で偏が「立+未」)篆書当時の書の名人であった謙堂が揮毫したもので、その文字飛雲模様落合幾次郎付けた1872年3月2日より同年6月29日までは明朝体右横書きで「東京日日新聞1872年7月2日より1873年2月28日までは縦書き楷書で「東京日=新聞」(「=」繰り返し文字1873年3月2日より翌3日までの2日間は楷書右横書き官許」以下縦書きで「東京日=新聞1873年3月7日より6月12日までは同じく右横書き官許」以下縦書きで「東亰日=新聞」であるものの、書体隷書になる。(「新」の偏は「立+未」) 1873年6月15日から1874年6月4日まで右横書き官許」以下縦書きで「東京日々新聞」となり、書体明朝体変更1874年6月5日からは上部の「官許」が抜け11月30日まで縦書き明朝体で「東京日々新聞1874年12月2日以降右横書き文字で「聞新日日亰東」(「新」の偏は「立+未」)福地源一郎揮毫した。 明治30年代後半時期不詳ながら縦書きになり「東亰日日新聞」(聞のもんがまえは「门」)。同じく福地源一郎揮毫したもの1911年3月1日それまで無地だった地紋横線桜花が入る。これは大阪毎日新聞経営移ったためで、同社東京発行していた『毎日電報』から承継したもの。(大正中頃まで「大阪毎日新聞社経営」「毎日電報合同」の明朝体活字右肩に入る。その後昭和初期頃に、時期不詳ながら題字と地紋一部補正される。) 1936年12月25日題字右肩縦書きで「時事新報合同」の文字が入る。翌12月26日から題字の下に黒地白抜き右書きで『時事新報』の題字小さく入り、その下に右書きゴシック体活字で「合同」と記されるうになる。 『毎日新聞』の題字の変遷1943年1月1日それまで大阪毎日新聞用いられていた題字のうち、上部右横書き大阪」を取ったものを全国使用地紋東京日日新聞使用していた「横線桜花」を採用した題字の下に四角囲まれ右横書き「東京」大阪」「西部」の文字発行所ごとに入る。東京本社発行分だけ更に題字の上四角囲った東亰日日改題」の右書き題字追加された。 1944年1月1日東京本社発行分の東亰日日改題」の右書き題字がなくなる。 1944年4月30日題字の下に四角囲まれ右横書き「東京」大阪」「西部」の文字打ち切る1945年10月2日発行所毎日新聞社から毎日新聞社東京)(大阪)(西部)に変更する1948年5月1日地紋横線梅花配したもの(大阪毎日新聞1889年7月11日から1942年12月31日まで使用していたもの)に変更書体一部補正する。(1954年頃に地紋一部補正。) 1978年1月1日「新」の字の偏を「立+未」から「立+木」に改める。 1991年11月5日題字が青の正方形になり、地紋は青一色となり白抜き明朝体で右から「毎日」、「新聞」と縦書きになる。上部には毎日新聞社新社章「毎日の目」が左右に配され、その中を「MAINICHI」とローマ字が入る。なおこの頃から、みどりの日当初4月29日2008年より5月4日)に限り題字カラー緑色にしている。 2007年12月10日、J字使用に伴うレイアウト変更で、題字同一デザインながら一回り小さくなる2021年7月4日日曜日発行朝刊のみレイアウトリニューアル題字横書きとし、青色の「毎日の目」が左右に配されその中に黒色明朝体の「毎日新聞」、その下に「MAINICHI」と書かれ、右端発行年月日、その下段筆記体で「Sundayと書かれる。 社旗は『東京日日新聞』が「東」の字を六芒星に象り、その中央に「京」の字を象った白抜きに「日日」の字を円形配したマーク中心に、赤の二本帯線を背後引いた意匠であり、『大阪毎日新聞』は「大」の字を星形かたどり、その中央に「毎」の字を丸で囲んだものを配したマーク中心に、赤の二本帯線を背後引いた意匠であった二本帯線は表し、星は文化明星を表すとされた。このうち大毎マーク1897年3月31日制定されたもので、1943年1月1日社名変更以降そのまま使用した社章上記大毎マークの他、アルファベットの「O」と「M」を組み合わせた意匠併用していた。 1991年平成3年11月5日社旗社章一新しCI導入青地白線横一線引いて上下分け上部毎日新聞新社章「毎日の目」を白抜き左右に配し、その中を「MAINICHI」と白抜き明朝体ローマ字入り下部白抜き明朝体横書きで「毎日新聞と書かれたものになった

※この「題字と地紋など」の解説は、「毎日新聞」の解説の一部です。
「題字と地紋など」を含む「毎日新聞」の記事については、「毎日新聞」の概要を参照ください。

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