電装品・台車とは? わかりやすく解説

電装品・台車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 08:30 UTC 版)

箱根登山鉄道3000形電車」の記事における「電装品・台車」の解説

車両性能は、鉄道線の最急勾配である80パーミル勾配での均衡速度を20km/h以上とした。 制御方式は、IGBT2レベルPWM方式VVVFインバータ制御方式であるが、VVVFインバータ制御採用箱根登山鉄道車両では初である。 主変換装置東洋電機製造製のRG6025-A-M形VVVF/SIV装置採用した。この装置小型化のために主制御器用と補助電源用の機器一体に集約した装置で、制御部分は1台で2基の電動機制御を行う (1C2M) ユニットを1群とし、これを2群で1台の機器とする方式で、補助電源部分容量は40kVA(三相交流440V)である。主回路接続2つ電動機並列接続する方式永久2P)とした。また、VVVFインバータ制御車両のみで編成組んだときに限って定速制御機能有しており、設定され速度域で主幹制御器のハンドル位置を3から1に移行することにより、定速運転を行うことが可能である。 主電動機東洋電機製造製のかご形三相誘導電動機であるTDK6060-A形を採用した駆動方式WN駆動方式である。 また、鉄道線架線電圧は、小田原駅箱根湯本駅の間が直流1,500V、箱根湯本駅強羅駅の間は直流750Vであるため、箱根湯本駅構内デッドセクション設けられている。在来車両では手動切り替え行っており、「ベルニナ号」「サン・モリッツ号」では電圧検出継電器という装置使用し主回路補助回路自動的に切り替えできるようにしていたが、「アレグラ号」ではPWM制御対応することによって、切り替えそのもの省略した台車半径30mの急曲線通過するため、「ベルニナ号」「サン・モリッツ号」と同様に軸間距離1,800mmとした車輪径860mmの軸ばねコイルばね台車である総合車両製作所のTS-330B形を採用した

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電装品・台車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/22 02:51 UTC 版)

熊本市交通局50形電車 (2代)」の記事における「電装品・台車」の解説

並列抵抗式を採用している。モータ東洋電機製造製造した38kWのものを2基使用している。 台車扶桑金属製のKS40J形板ばね台車である。

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電装品・台車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 22:24 UTC 版)

箱根登山鉄道1000形電車」の記事における「電装品・台車」の解説

電装品については、蓄電池については奇数番号車両に、低圧電源用のインバータ装置については偶数番号車両設けているが、それ以外機器全て車両搭載した。これは電装品故障時においても、回路切り離したうえで車庫まで運転できるように、非常時単車での力行運転も可能としたためで、2両編成ではあるが固定編成はなっていない。 鉄道線架線電圧は、小田原駅箱根湯本駅の間が直流1,500V、箱根湯本駅強羅駅の間は直流600V(登場当時)であるため、箱根湯本駅構内デッドセクション設けられている。在来車両では手動切り替え行っていたが、「ベルニナ号」では電圧検出継電器という装置使用し主回路補助回路自動的に切り替えできるようにした。設計上は750Vにも対応している主電動機東洋電機製造直流直巻電動機であるTDK-8150-A型(端子電圧375V、定格電流285A、出力95kW)を採用し、各車両に4基ずつ搭載した駆動装置中空撓み継手平行カルダン方式で、歯数比78:13=6.0である。主制御器東京芝浦電気当時)のPE36-A型を各車両搭載した信頼性保守容易さ考えて、1台で4基の電動機制御行い(1C4M)、主回路接続4つ電動機全て直列接続する方式永久4S)とした。制御段数力行13段・抑速電制13段である。 台車半径30mの急曲線通過するため、軸間距離1,800mm・車輪径860mmのボックスペデスタル式コイルばね台車である東急車輛製造のTS-330形を採用した

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電装品・台車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:34 UTC 版)

山陽電気鉄道300形電車」の記事における「電装品・台車」の解説

台車200形から流用の、形鋼組み立て式イコライザー式台車であるBW-1、主電動機270形用と同系神姫電鉄1形ゼネラル・エレクトリック (GE) 製電動機国産化した芝浦製作所製SE-107B(端子電圧750V時定格出力52kW、歯数比63:23吊り掛け式駆動)、主制御器オリジナルGE製K38直接制御器を独自に改造した間接制御器を装備していた200形前期車についてはこれを廃棄の上100形270形更新時に発生したGE電磁単位スイッチ制御器(PCコントローラ)の模倣品である芝浦製作所製RPC-101が搭載され当初よりRPC-101を装備していた後期車についてはそのままそれが流用された。 また、ブレーキ弁だけは長大編成化を前提A動作弁使用AMA自動空気ブレーキ新規採用されたが、ブレーキシリンダーやロッドといったブレーキワークを構成する主要部品は、200形の非常弁付き直通空気ブレーキSMEブレーキ時代のものが極力再利用されており、ここでもコストダウン徹底されていた。 270形では老朽化機能面での問題から再利用されなかった制御器が再利用されたことや、主電動機電機子強化実施されなかったことでも判る通り長期使用前提とした設計ではなく、その走行性能270形比較して明らかに見劣りしたが、神戸高速鉄道開業までに2.4m幅車体を持つ旧型車を淘汰するという目標は本形式によって達成され安全性向上大きく貢献した

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