電灯電力供給区域
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「東京電力 (1925-1928)」の記事における「電灯電力供給区域」の解説
まず電灯電力供給区域については、旧群馬電力が1923年(大正12年)5月に京浜電気鉄道(現・京浜急行電鉄)より譲り受けた地域にあたる。京浜電気鉄道より譲り受けた供給区域は以下の通り。 東京府荏原郡(現・品川区域)大井町 平塚村 荏原郡(現・大田区域)馬込町 池上町 調布村 入新井町 大森町 羽田町 蒲田町 矢口村 六郷村 神奈川県橘樹郡(現・川崎市域)川崎町(1924年より川崎市) 御幸村(同上) 大師町(同上) 田島町(1927年川崎市に編入) 住吉村(1925年より中原町) 中原村(同上) 橘村 橘樹郡(現・横浜市域)鶴見町(1927年横浜市に編入) 潮田町(旧・町田村、1925年鶴見町に編入) 日吉村 上記範囲のうち荏原郡の全域と橘樹郡鶴見町・潮田町は東京電灯の電灯電力供給区域と重複している。荏原郡馬込町・池上町に限っては東京市営電気供給事業の電灯電力供給区域とも重なる。なお橘樹郡のうち川崎・御幸・大師・田島・鶴見・潮田の6町村は京浜電気鉄道の事業を譲り受ける前から旧群馬電力の電力供給区域に含まれた。 京浜電気鉄道の兼営電気供給事業は、大森・川崎間の電車を開通させたばかりの同社が1901年(明治34年)8月より大井町・入新井町・大森町を供給区域として開業したものである。路線網の整備が一段落すると供給事業の拡大に乗り出して1909年(明治42年)10月より蒲田町・川崎町などでも開業し、順次供給を拡大していった。旧群馬電力への移管後、1923年9月1日に関東大震災で被災。営業所や変電所の故障を生じたが、停電は短期間で電灯は6日、動力供給は8日には再開した。
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電灯電力供給区域
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白山水力は、西勝原発電所が位置する福井県大野郡五箇村と、それに隣接する阪谷村・下穴馬村の計3村(いずれも現・大野市)を電灯・電力供給区域に設定していた。このうち五箇村・下穴馬村の配電線工事は1924年(大正13年)3月に完成している。供給は小規模であり、1931年時点では電灯数201灯(事業者用を除く)に過ぎない。
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電灯電力供給区域
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1921年6月時点での北勢電気の電灯・電力供給区域は以下の通り。 市部四日市市 三重郡羽津村・四郷村・海蔵村・常磐村・日永村・富田町・富洲原村・河原田村・内部村・大矢知村・八郷村・桜村・塩浜村・楠村・三重村・川島村・小山田村・神前村・下野村・県村・保々村・水沢村(現・四日市市)、千種村・菰野村・鵜川原村・朝上村・竹永村(現・菰野町)、朝日村(現・朝日町)、川越村(現・川越町) 河芸郡神戸町・白子町・玉垣村・河曲村・若松村・栄村・一ノ宮村・箕田村・稲生村・飯野村・天名村・合川村(現・鈴鹿市)、高野尾村・椋本村(現・津市)、明村(現・津市・亀山市) 安濃郡雲林院村(現・津市) 鈴鹿郡亀山町・関町・昼生村・神辺村・川崎村・野登村・白川村・加太村(現・亀山市)、井田川村(現・亀山市・鈴鹿市)、牧田村・石薬師村・庄野村・高津瀬村・国府村・深伊沢村・庄内村(現・鈴鹿市)、久間田村・椿村(現・鈴鹿市・四日市市) 桑名郡桑名町・赤須賀村・益生村・大山田村・在良村・城南村・深谷村・野代村・多度村・七取村・楠村・長島村・伊曽島村・桑部村・古浜村・古美村(現・桑名市) 員弁郡七和村(現・桑名市)、久米村(現・桑名市・東員町)、大長村・稲部村・神田村(現・東員町)、梅戸井村・大泉村・大泉原村・三里村・笠田村・山郷村・阿下喜村・丹生川村・石榑村・治田村・東藤原村(現・いなべ市) 一志郡下之川村・多気村・八知村・八幡村・伊勢地村・竹原村・家城村・川口村・波瀬村(現・津市) これらの地域は1951年(昭和26年)に発足した中部電力の供給区域にすべて含まれている。
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電灯電力供給区域
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矢作水力が設定した一般供給のための電灯・電力供給区域は限定的であり、1937年末時点では以下の3町9村のみであった。 岐阜県恵那郡(3町4村)坂本村(一部)(現・中津川市) 大井町(一部)・長島町(一部)・本郷村・岩村町・上村・下原田村(現・恵那市) 愛知県北設楽郡(2村)稲橋村・武節村(現・豊田市) 愛知県額田郡(1村)竜谷村(現・岡崎市) 福井県大野郡(2村)五箇村・下穴馬村(現・大野市) このうち恵那郡上村・下原田村の2村が1919年(大正8年)3月に事業許可を得た当初の供給区域にあたる。矢作川上流部に開発した発電所の地元であり、翌1920年(大正9年)6月17日より配電を開始している。同様に北設楽郡稲橋村・武節村も発電所地元で、1921年(大正10年)3月に供給区域へ編入ののち、同年4月より供給を始めた。恵那郡のうち大井町・長島町(大字中野・正家)・坂本村(大字茄子川)・岩村町は岩村電気軌道が電車開通の翌年にあたる1907年(明治40年)より兼営電気供給事業を展開していた地域で、矢作水力は1920年3月に同社を合併したことで事業を引き継いだ。残る本郷村では合併後の1920年9月に供給区域編入許可があり、翌1921年2月5日より供給を開始した。 以上の岩村区域から離れた愛知県額田郡竜谷村は送電線経由地のため供給区域に追加された地域にあたる。1921年2月に供給区域編入許可があり、3月18日より供給を開始した。竜谷村を囲む額田郡幸田村・美合村・藤川村・山中村はすでに岡崎市の電力会社岡崎電灯の供給区域に含まれていたが、竜谷村に限っては山間部で不採算という理由で同社に供給を拒まれていた。そこで村が矢作水力と交渉した結果、「有限責任竜谷村電気購買組合」が矢作水力に対し電気工作物を貸与する一方で矢作水力に代わって村内の配電工事や電灯料金徴収を担当する、という特異な方式での配電が実現したのであった。 また遠く離れた福井県山間部の2村は旧白山水力区域であった。両村とも1924年3月に配電線工事が完了している。 1937年(昭和12年)になり、岐阜県東濃地方から長野県木曽地域にかけての電気事業統合を目的に東邦電力の傍系会社として中部合同電気が設立された。矢作水力でも岩村営業所管内における電気供給事業を同社へ譲渡することとなり、1937年10月26日開催の株主総会にてこれを議決、翌1938年(昭和13年)8月1日付で事業引継ぎを完了した。岩村区域の譲渡後、電灯・電力供給区域は大きく削られて竜谷村と福井県内2村の計3村のみとなった。
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