一般供給
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:24 UTC 版)
1928年6月末時点における濃飛電気の電灯・電力供給区域は以下の岐阜県下26村であった。 稲葉郡(2村)常磐村・方県村(現・岐阜市) 山県郡(4村)梅原村・大桑村・下伊自良村・上伊自良村(現・山県市) 本巣郡(11村)網代村・西郷村・七郷村(現・岐阜市)、根尾村・文殊村・山添村・一色村・土貴野村・真桑村・弾正村(現・本巣市)、川崎村(現・瑞穂市) 揖斐郡(7村)富秋村・西郡村・鶯村・川合村(現・大野町)、北方村・横蔵村・谷汲村(現・揖斐川町) 大野郡(2村)白川村、荘川村(現・高山市) 上記26村のうち、濃飛電気が開業時点で供給区域として許可されていたのは常磐・方県・網代・西郷・七郷・根尾・文殊・山添・一色・土貴野・真桑・弾正・川崎・富秋・西郡・鶯・川合・横蔵・谷汲の19村。まず1922年7月26日根尾村にて能郷発電所からの配電により電灯供給を開業し、次いでその他地域にも東邦電力からの受電を元に同年9月中旬から順次電灯供給を開始していった。 岐阜県北部、大野郡の2村は旧・大白川電力の供給区域である。この2村の追加によって濃飛電気の供給区域は計26村となった。平瀬発電所のある白川村では、発電所の完成により平瀬・御母衣・牧・福島・尾神・長瀬・木谷の7地区で電灯供給が始まる。隣接する荘川村でも会社に対する鉄塔・電柱用地無償提供を条件に翌1927年2月から順次電灯供給が開始された。 三重合同電気合併を控えた1927年11月末時点における供給区域26村内における供給成績は、電灯1万9414灯・電動機用電力供給151馬力(約113キロワット)であった。
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