橋場発電所
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位置:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分30.8秒 東経137度40分36.3秒 / 北緯35.691889度 東経137.676750度 / 35.691889; 137.676750 (橋場発電所) 伊那川最下流の橋場発電所は、長野県西筑摩郡(現・木曽郡)大桑村大字須原に位置する。 木曽興業が1911年(明治44年)に整備した水力設備を伊那川電力が譲り受け、全面的に改造して発電所に仕立て直したものである。1929年(昭和4年)2月に竣工。出力は当初1,700キロワット、のち1,800キロワット。電業社製フランシス水車と芝浦製作所製発電機を各1台備えた。また大同電力供給用の昇圧変圧器と大桑村での一般供給用の降圧変圧器も設置された。 発電所竣工と同じ1929年2月に、大同電力の手により橋場発電所に連絡する送電線「伊那川分岐線」が建設された。送電電圧77キロボルトの送電線であり、須原発電所と名古屋市内の六郷変電所を結ぶ大同電力須原六郷線に接続する。従って橋場発電所から大同電力へと供給される電力は名古屋方面へと送電された。
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