終戦後の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:16 UTC 版)
太平洋戦争終戦後、北陸配電経営陣にも変化があり、まず1946年(昭和21年)5月30日、設立以来副社長を務めていた野口寅之助が退任し経理担当理事であった金井久兵衛と交代した。半年後の11月29日、設立以来社長を務めていた山田昌作も辞任する。山田の辞任は公職追放を予想したため、また持病の悪化のためといわれる。翌日金井が第2代社長に就任するが、金井自身も公職追放の対象となったことから、翌1947年(昭和22年)12月14日付で退任し、1946年9月から常務を務める西泰蔵が第3代社長に就任した。以後西は解散まで在任することになる。 北陸配電は「配電統制令に依り設立」(原始定款第1条)され、「配電事業の統制の為配電事業を営む」(原始定款第2条)ことを目的とする会社であったが、その配電統制令は国家総動員法廃止とそれに伴う電気事業法改正により1946年9月に廃止された。配電統制令失効に伴い、北陸配電を含む配電会社は電気事業法のみの適用を受ける一般供給事業者となった。
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