大阪電力の設立とは? わかりやすく解説

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大阪電力の設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:46 UTC 版)

大阪電力」の記事における「大阪電力の設立」の解説

大阪電灯から事業引き継いだ大同電力は、木曽川などで電源開発にあたり、その電力関西地方中心に供給していた戦前期大手電力会社である。同社事業継承以前1922年9月大阪府内大阪市堺市および東成郡西成郡中河内郡南河内郡泉北郡泉南郡同年11月泉南郡から岸和田市分立)のそれぞれ全域電力供給区域とする事業許可取得していた。これらの電力供給区域についてはまず岸和田営業所新設岸和田市周辺泉南郡佐野町貝塚町周辺紡績工場織布工場供給すべく1923年12月送電設備整備した。その一方大阪市東成郡西成郡宇治川電気重複する電力供給区域のため、1924年大正13年2月同社との電力供給契約締結した大同電力はこの地域へと供給しないことが取り決められた。 1923年10月大阪電灯残余事業買収したことで、上記許可電力供給区域加えて堺市全域および中河内郡南河内郡泉北郡の各一部(計25町村)が新たに電灯・電力供給区域となった。また営業設備として堺営業所および河内営業所八尾町)を継承している。これら地域における大同電力一般供給事業その後順調に成績伸ばしていくが、1925年大正14年)になると同社主力事業である電気事業者への電力卸売り集中すべく大阪府内一般供給事業子会社経営させる方針決定する6月には新会社発起人との間に事業および財産現物出資に関する契約締結新会社資本金1000万円・700万円払込とし、そのうち698750円を大同電力による現物出資まかない残り発起人縁故人により出資するものとされた。 新会社大阪電力株式会社1925年8月15日創立総会開いて発足した。ただし事業譲渡認可の遅れから設立登記同年10月28日となった本社大阪市東区高麗橋3丁目1番地大同電力大阪支店所在地)に設置代表取締役社長には大同電力副社長増田次郎就任した

※この「大阪電力の設立」の解説は、「大阪電力」の解説の一部です。
「大阪電力の設立」を含む「大阪電力」の記事については、「大阪電力」の概要を参照ください。

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