銀夏関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 01:41 UTC 版)
ドリンダ 声 - 甲斐田ゆき 歓楽街「正夢町」にある銀夏が働くオカマバー「ビルゴ」のママにして町の顔役。ドリンダは源氏名で本名は早乙女拳銃郎(さおとめ けんじゅうろう)。2メートルの長身の持ち主で、殺し屋のようなドレッドヘアとチャイナドレスといういでたち。半獣化した人間を投げ飛ばすほどに強い。怒ると怖いが、ミルカトピら訳有りの人物を雇う度量の持ち主で、実は涙もろい。かつて帝都では死神二番、竜骨寺冬騎と並び称されたほどの強者。 ミルカトピ 声 - 下屋則子 出稼ぎのために大日本帝国にやって来た、「神聖合衆国」出身の妖怪少女。猫耳と尻尾を持っており、大人びた体格の持ち主。1人称は「猫」。紆余曲折の末、自分を拾ってくれた林道とともにオカマバー「ビルゴ」で働くことになる。林道を「お兄ちゃん」と呼んで慕っており、周囲から2人は恋人同士と認識されていたが、無事に林道と結婚した。 桂 林道(かつら りんどう) 声 - 日野聡 猫に変身していたミルカトピを拾った青年。ミルカトピのことを猫と呼んでいる。本人はいたって普通な人物だが、若々しい外見の義母、血の繋がらない妹、隣に住む幼馴染、長期出張中の父親という家庭環境から、まるでラブコメやギャルゲーの主人公のようだと評されるほど。かつては無断で大学に潜り込んでいたが、紆余曲折の末にミルカトピとともにオカマバー「ビルゴ」で働くことになる。乱崎家に入る前の銀一(銀夏)の隣に住んでおり、家族作戦に加わる前のキョウキァ(凶華)と出会っている。 神楽=フレデリック(かぐら=フレデリック) かつてドリンダ(=拳銃郎)の助手・一番弟子を名乗っていた人物で、金髪碧眼。男性のふりをしていたが実は女性。後に拳銃郎に告白し結婚を申し込むが、既にオカマであることを拳銃郎にカミングアウトされ、平手打ちした後仲直りができていない。 湿沢つぶら(しめさわ つぶら) 正夢町で「屍体処理屋」をしている年若い女性。芸術家を志していたが、「調教! SENNNO学習塾」に入塾してしまい、偽札作りの技術をたたき込まれてしまい(処理した屍体の顔が全て「一万円札の肖像画」になってしまうほど洗脳されている)夢が潰える。その後逃げだし、正夢町を徘徊していたところをMs.フレディに拾われる。思ったことを、俳句になっていない俳句で表現するクセがある。Mr.ジェイソンいわく、「愛のある」屍体処理をする。 Mr.ジェイソン(ミスター ジェイソン) ホッケーマスクを被った、巨体の大男。正夢町で一番の屍体処理屋を営んでいるが、その正体は正夢町を支配する顔役の一人『獅子座』。屍体処理屋と兼業で殺し屋もしている。外見に反して温厚な面を持ち、実はたまねぎが嫌い。既婚者であり、妻は優歌の担任である灰谷羊子。 Ms.フレディ(ミス フレディ) Mr.ジェイソンの助手をしている女性。赤と緑の横縞のセーターに茶色い帽子、両手に金属爪をつけていて、Mr.ジェイソンにその爪で容赦のないつっこみをする。会話中、「です」の部分が「デス」と意味ありげにカタカナになる。 ミミック 「ビルゴ」で飼われている犬(ダルメシアン)。当然人間の言葉を話すことはできないが、内心の一人称は「ぼく」。つぶらに懐いているが、それは「いい匂い」がするからで、その元はつぶらから発せられる血とか肉とか骨とかのにおいである。人柄にも惹かれ、恋人みたいになりたいと思っているが、実はメス。 黄桜 乱命(きざくら らんめい) 極道の黄桜の一族の一人。頭に角が生えている。何度も誰かに命を狙われている(二十数回)が、絶対に死なない。そのため、やくざ達には「死なない少女」と呼ばれていた。また、海賊以上に酒に強い。 原作中盤まで平塚雷蝶が乗り移っていたが、実際は凶華(ヴァネッサ)の力をもってしても操れないほど強力な魔族。しかし魔族に取り憑かれる前も取り憑かれた後も乱命の意志は一貫しており、魔族の意志は表に出ていない。 1000年前に月香によって再構築された者の内の1人で、再構築される前の村では『泣き虫』と呼ばれていた。 世界会議の後、平塚雷蝶から解放された乱命は、黄桜の正義の下に悪の理想郷『鬼ヶ島』を作り上げる。『鬼ヶ島』での騒動の後に乱崎家の娘・乱華となる。
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