金沢 (横手市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/06 04:08 UTC 版)
金沢 | |
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大字 | |
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国 | ![]() |
都道府県 | ![]() |
市町村 | ![]() |
地域 | 横手地域 |
人口情報(2020年10月1日現在[1]) | |
人口 | 200 人 |
世帯数 | 73 世帯 |
設置日 | 1956年9月30日[2] |
郵便番号 | 013-0813[3] |
市外局番 | 182[4] |
ナンバープレート | 秋田 |
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金沢(かねざわ)は、秋田県横手市の大字。郵便番号013-0813[3]。人口は200人、世帯数は73世帯(2020年10月1日現在)[1]。住居表示は全域で未実施[5]。旧仙北郡金沢町大字金沢・旧仙北郡金沢村の各一部に相当する。
横手市金沢と仙北郡美郷町金沢は、元は横手市、それ以前は仙北郡金沢町に属する同一の大字、さらにその前は仙北郡に属する同一の村であったが、1958年に一部が仙北郡仙南村(現・美郷町)に編入されたため、2つの大字に分裂している[6]。
地理
横手市の北端に位置しており、北と東で仙北郡美郷町、西で金沢本町・金沢中野、南で杉沢・杉目と隣接する。北端の一部を中ノ目川、北西部を厨川が西流し、域内には集落が点在するが、ほとんどが山地が占めている[2]。北西端の丘陵地には金沢柵跡の推定地があり、通称・二の丸と呼ばれる安本館に金澤八幡宮が鎮座する[2]。また、寺ノ沢には祗薗寺がある[2]。
全域が都市計画区域に含まれるが、区域区分非設定区域となっている[7]。都市計画法上の用途地域には指定されていない[8]。
小字
2024年(令和6年)10月5日時点での「横手市(秋田地方法務局大曲支局)登記所備付地図データ」[9]、デジタル庁公表の「アドレス・ベース・レジストリ」の「秋田県 横手市 町字マスター(フルセット) データセット」[10]、横手市公表のオープンデータ[11]によれば、金沢の小字は以下の通りである。
町・字 | 出典 | |||
---|---|---|---|---|
大字 | 小字 | 登記[9] | 町字マスター[10] | 行政区一覧[11] |
金沢 | 字阿良田 | ○ | ○ | ○ |
字安本館 | ○ | ○ | ○ | |
字寒長根 | ○ | ○ | ○ | |
字館石 | ○ | ○ | ○ | |
字桑木谷地 | ○ | ○ | ○ | |
字三分長根 | ○ | ○ | ○ | |
字糸畑台 | ○ | ○ | ○ | |
字寺ノ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字宿ケ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字上ノ台 | ○ | ○ | ○ | |
字上寺ノ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字上板ケ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字大持沢 | ○ | ○ | ○ | |
字地蔵堂 | ○ | ○ | ○ | |
字鳥井長根 | ○ | ○ | ○ | |
字田町 | ○ | ○ | ○ | |
字内板ケ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字板ケ沢 | ○ | ○ | ○ | |
字米ノ口 | ○ | ○ | ○ | |
字矢黒 | ○ | ○ | ○ | |
字屶磋沢 | ○ | ○ | ○ | |
字榊柳 | ○ | ○ | ○ | |
字茨島 | ○ | ○ | ○ |
歴史
沿革
- 1873年(明治6年)2月 - 秋田県第5大区小7区に属する[12]。
- 1876年(明治9年) - 金沢前郷村・金沢寺田村・六郷東根村の一部(石神・野際・野荒町)が合併し、金沢村となる[12]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、金沢村・金沢本町村・金沢中野村・安本村・野荒町村が合併し、金沢村となる[13]。〈旧〉金沢村は金沢村大字金沢となる[6]。
- 1897年(明治30年) - 町制施行して金沢町となる[6]。金沢町大字金沢となる[6]。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 金沢町が横手市に編入。横手市金沢となる[6]。
- 1958年(昭和33年)4月22日 - 旧金沢町の一部(北部)が仙南村に編入。一部が仙南村金沢として分離[6]。
世帯数と人口
2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
金沢 | 73世帯 | 200人 |
人口・世帯数の推移
以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の人口の推移。2000年と2005年のデータは外れ値となっており、おそらく金沢本町との合算になっているためここでは省く。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] |
254
|
2010年(平成22年)[15] |
193
|
2015年(平成27年)[16] |
177
|
2020年(令和2年)[1] |
200
|
以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の世帯数の推移。人口推移と同じく2000年と2005年のデータは省いている。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] |
73
|
2010年(平成22年)[15] |
69
|
2015年(平成27年)[16] |
64
|
2020年(令和2年)[1] |
73
|
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[17]。
小字 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 横手市立横手北小学校 | 横手市立横手北中学校 |
交通
鉄道
道路
- 奥羽山麓大規模農道(みずほの里ロード)
施設
脚注
- ^ a b c d e “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat)”. 総務省統計局 (2020年10月). 2025年6月22日閲覧。
- ^ a b c d 角川日本地名大辞典編纂 1980, p. 789.
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2022年3月21日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年3月21日閲覧。
- ^ “住居表示”. 横手市 (2021年9月28日). 2025年7月30日閲覧。
- ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典編纂 1980, p. 205.
- ^ “都市計画区域・区域区分(線引き)”. 横手市 (2021年9月28日). 2025年1月3日閲覧。
- ^ “都市計画図(横手地域)”. 横手市 (2024年3月29日). 2025年1月3日閲覧。
- ^ a b “横手市(秋田地方法務局大曲支局)登記所備付地図データ”. G空間情報センター. 一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会 (2024年10月5日). 2025年3月25日閲覧。
- ^ a b “秋田県 横手市 町字マスター(フルセット) データセット”. デジタル庁 (2024年7月5日). 2025年1月14日閲覧。
- ^ a b 横手市総務企画部情報政策課情報政策係: “横手市の行政区”. オープンデータ. 横手市 (2022年5月24日). 2025年3月25日閲覧。
- ^ a b 横手市史編さん 1981, p. 43.
- ^ 横手市史編さん 1981, p. 48.
- ^ a b “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 05秋田県”. 総務省統計局. 2025年7月24日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 05秋田県”. 総務省統計局. 2025年7月24日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 05秋田県”. 総務省統計局. 2025年7月24日閲覧。
- ^ “横手市立小中学校通学区域に関する規則”. 横手市. 2022年3月24日閲覧。
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 5(秋田県)、角川書店、1980年3月。全国書誌番号:80016503。
- 平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系』 5(秋田県の地名)、平凡社、1980年6月。全国書誌番号: 80028503。
- 横手市史編さん委員会『横手市史』 昭和編、横手市、1981年11月3日。doi:10.11501/9570576。
外部リンク
「金沢 (横手市)」の例文・使い方・用例・文例
- 金沢へ行くには米原で列車を乗り換えなくてはいけない
- 故郷の金沢に帰省しました。
- 21世紀美術館は金沢市民にとって最も身近な美術館です。
- 私の出身地は金沢市です。
- 二泊三日で金沢に旅行に行きました。
- 先週一週間、金沢を旅行していました。
- 彼は金沢市で産まれた。
- 石川県の金沢市に家族と住んでます。
- 4日間金沢へ行きました。
- 仕事が4日間休みだったので金沢へ行きました。
- 私は金沢に引越しをした。
- 私は研究室のメンバーと金沢へ合宿に行きました。
- 私たちは合宿で金沢に行った。
- 私は金沢へ墓参りに行きます。
- 彼女は2年前に金沢を訪れた。
- 彼は金沢行きの列車に乗った。
- 金沢は静かな町です。
- 金沢では吹雪くことがある。
- 東京と金沢の間には毎日長距離バスが走っています.
- 彼は金沢で少年時代を過ごした.
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