過去から未来へ紡ぐ若者達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:11 UTC 版)
「ラグナロクオンラインの登場キャラクター」の記事における「過去から未来へ紡ぐ若者達」の解説
ドイル 元ジオーマの生徒。優しいエメラルドカラーの短髪の少年。高い魔力と頭脳を持ち、その力を生かして「人とモンスターの共存できる争いのない世界」を創ることを夢見ている。しかし、その実力によってジオーマに目をつけられ、実験体としてモンスター(イビルドルイド)に変貌させられてしまった。自我を失う前に恋人であるエレンと出会い、彼女を傷つけまいと行方を眩ませた。だが、彼の研究によって生み出された「本」が、黒い意志から人間としての自我を護ってくれた。だが、過去の記憶が失われてしまい、記憶を取り戻すたびに魔力を失うこととなってしまった。こうして、人の心を持ちながら、モンスターとして生きる道を辿ることとなったドイル。彼は、プレイヤーと出会ったことにより、ジオーマの目的を知る。後に一時的に魔力を取り戻し、プレイヤーと共にジオーマに立ち向かう。 エレン 長い金髪に純白のリボンを身につけた少女。ドイルの恋人であり、同じ研究を志す同志でもある。治癒系の魔法を扱うが、ドイルほどではないと評している。ドイルのモンスター化を目にして落ち込んでいたが、ドイルからの手紙を受け取ったことで立ち上がる。友人のハンスと共に時間を遡る研究を完成させ、ドイル失踪の事実を知る。そしてジオーマを問い詰めるが、彼に操られたハンスの魔力によって、時空の裂け目に飲み込まれてしまった。本来ならそこにあるものは全て消滅する運命だったが、ドイルの手紙に込められた魔力が数百年ものの間、エレンを護ってくれていた。肉体を動かすことが出来ず、意識体となったエレンは、ジオーマの悪行を誰かに伝えるようと尽力したが、彼女の姿を見た物は幽霊と勘違いして逃げてしまう。唯一、プレイヤーだけが話を聞いてくれた。後に、復活したハンスとドイルの協力によって時空の裂け目から救出される。全てが終わったその時、ドイルから告白を受け盛大な結婚式を挙げることとなる。 ハンス ドイル達の友人。金髪にワイルドな容姿をした少年。高い魔力と頭脳を持ちながら、「真面目に生きるのは性分じゃない」と隠していた為、周囲から出来損ないと評されていた。幼い頃、好奇心で街の外に姉を連れ出したところ、モンスターに襲われてしまい、姉を失った過去がある。それからは、時間を遡って過去をやり直すことが出来る研究に没頭すると共に、人とモンスターが共存できる世界の実現に尽くす。ジオーマの手によりドイルがモンスターとなった事実を知り、エレンと共にジオーマを問い詰めるが失敗。記憶を操作され、ジオーマの右腕となってしまう。その後、ジオーマから冒険者アカデミー内の管理を任され、アカデミー長となる。ハンス自身の人間性は失われておらず、生徒たちの相談に親身になってあげたりなど、アカデミー長として慕われていた。長い年月と友人の名前によって、記憶を取り戻した後は、ジオーマの計画を阻止するために立ち上がる。ルーンとミッドと共に、冒険者を誘拐する計画から数人を助け出し、ジオーマに決戦を挑むも敗北。精神をモンスターの中に閉じ込められてしまった。 ローザ=フラガリア 長い金髪にヘアバンドを付けた大貴族の少女。大人しく、相手を思いやる心を持っている。その外見からは想像もつかないほどの行動力と強い意志を秘めている。友人たちを助けたいと思うローザの意志が、ヘルトやデイン、ロミロと惹きつけ、ジオーマに対抗する組織を立ち上げるに至った。しかし、黒い意志の存在を知ってしまったため。ジオーマの配下の罠に掛かって殺されてしまった。 ヘルト=クレンゲル ジオーマに属するクレンゲルの当主、フルエラの1人息子。大貴族の跡取りに生まれながら、態度が悪く常に斜に構えた様を見せる金髪の少年。消失した学校と生徒たちの捜索に協力を要請しに来たローザを「無駄な努力」と罵っていたが、自身の命よりも友人たちを思う彼女の行動に心を打たれ、ローザの為に協力する。後にローザと結ばれ、ジオーマに対抗する組織を立ち上げた。だが、ジオーマ配下の貴族によって殺害されてしまった。 デイン=カーデア 目隠しを付けた若いアサシンの男。ローザが幼い頃から護衛として仕え、彼女の優しさに忠誠を誓っている。自身を省みずに友人達を探し出したい一心で行動するローザに心を打たれ、ジオーマの配下から黒い石を奪取するも、真実を語る前にモンスターに変貌されてしまった。必死で自我を保とうとしながらもローザに襲い掛かり、ヘルトの剣によって斬り捨てられる。 ロミロ=カーデア デインの兄。幼い頃からデインを知っているローザですら、デインと勘違いしてしまいそうなほど似ている。弟から黒い石を託され、それをローザの元へ届け、弟の意思を受け継ぎ、ローザに協力する。 フォニア=エヴィロ エヴィロの妻。良妻として働き、エヴィロを支えている。 ピエリス=エヴィロ エヴィロの妹。他者と接するのに慣れていないのかおどおどした様子を見せながらも、誰に対しても素直に接する純粋な少女。風土病に罹っており、余命いくばくもない状態となっている。彼女から受け継がれたペンダントが、黒の意志を打ち破る切り札となる。 エヴィロ青年 数百年前に実在した学者兼医者。閉ざされた田舎町に居を構え、裏山で発見した黒い石の研究をしている。実は、石の研究をしているのは風土病に罹ってしまった妹ピエリスを救うため。風土病とは、罹ったものの命を少しずつ奪っていく病気。人から人へ感染はしないし、罹る人間も少数だが、罹ったものは100%死んでいる。研究を重ね、黒い石に対抗する素材を発見するが、最終的にピエリスは死亡。ピエリスの死後、フォニアの励ましを受けて、全ての人たちもモンスターも、手を取り合える平和な世界を志し、その同志たちを捜し求めて村を出て行った。そして、フォニアの元へ帰ると誓った。 スフィン=エヴィロ エヴィロ青年と非常に酷似した容姿を持つ青年。戦争孤児だったが、ある人物に「君は家族だ!」と抱きしめられ、引き取られることに。スフィン自身もある人物のことを尊敬し、後学のために冒険者アカデミーの見学に来た時に主人公と出会う。
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