軍・シチュエーションルーム関係者
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「ザ・ホワイトハウス登場人物一覧」の記事における「軍・シチュエーションルーム関係者」の解説
パーシー・フィッツウォレス提督 (Admiral Percy "Fitz" Fitzwallace) - 吹替:坂口芳貞(シーズン1-2)/内海賢二(シーズン3-4) 統合参謀本部議長、海軍大将(シーズン5途中で退役)。 普段はリベラルな言動が多いが、軍事・安全保障の分野においては基本的に強硬派で、A3-C3ミサイルを配備したがっている。大統領やレオからは「フィッツ」と呼ばれ、信頼も厚い。ドラマの設定では、黒人初の統合参謀本部議長という設定になっており、このフィッツフォレスという役柄は、コリン・パウエルを意識したものと言われている。 バートレットが大統領に就任した当初、統合参謀本部の将軍達の多くは従軍経験の無いバートレットに対して否定的だったが、フィッツウォレスが意思統一を図り、大統領と将軍達の溝を埋めるべく苦心した。国防長官のハッチンソンとは、対立関係にある。と言うよりもバートレット・レオ・フィッツウォレス対ハッチンソンという対立図式となっている。 強硬派だが、ブチ切れたときの大統領程では無く軍人としていかなる事件が発生しても沈着冷静に対処するが、シャリーフやテロリストが行う卑劣な行為を憎んでいる。 シーズン3でバートレット再選時の副大統領候補に一時挙げられるも(ブルーノの提案)、大統領の裁断でホインズが候補となる。その際、議長は民主党員なのか共和党員なのかで議論があり、ジョシュによれば「“今は”民主党員だろ」と評価されており、元々はリベラル寄りの共和党員を思われる。 退役後もバートレットからの信任は厚かった。そのためシーズン5ではバートレットに依頼され、ドナやワイアット下院議員(後述)と共にガザへ視察に行くが、その際に爆弾テロに遭い死亡する。 ニコラス・アレグザンダー将軍 (General Nicholas Alexander) - 吹替:佐々木睦 フィッツウォレスの後任の統合参謀本部議長。陸軍大将。 シーズン5から登場。大統領は前任者と違って彼に対してはあまり好感をもっていなかった。 シーズン6で、和平会談で置いてけぼりを食わされたレオ(レオの置かれている状況)に、「彼(大統領)は、君(レオ)が首席補佐官である幸運をわかっているのかね…」と言外で同情を示した。 ナンシー・マクナリー博士 (Dr. Nancy McNally) - 吹替:火野カチコ 国家安全保障問題担当大統領補佐官。黒人の女性である。「国家の危機をはっきり意識しておくべき」と発言するなど、非常に安全保障政策に関して非常に強硬な面を持っている。レオやフィッツウォレス以上に強硬意見を明確に打ち出している人物。 シーズン2冒頭で、大統領襲撃事件の発生に関して、「我が国は攻撃されている」と発言、第32戦術師団を待機させ、防衛体制を4に上げるべき、と強硬に主張し、それに反対するレオと口論になる。しかし、最終的にはホインズ副大統領の裁定で、彼女の進言は採用されなかった。 強硬な面が目立つ一方で、大統領襲撃事件後に緊急招集された際には、「こんな服装じゃバカみたい」と服装を気にする女性的な一面を見せたり、シーズン2第16話で、サムが冷戦期にソ連のスパイとして逮捕されたダニエル・ゴールトの恩赦問題に取り組んでいた際には、サムに恩赦を諦めさせるため、国家機密であるNSAファイルを見せたりするなど、柔軟な一面も持っているようである。 シーズン4でゾーイが誘拐された時、強攻策に出ようとするフィッツウォレス議長を諫めながらも一人冷静に「緻密に練られた犯行ではない」と大統領に進言していた。 シーズン5から登場のケイト・ハーパー(後述)を副補佐官とした後は出番はほとんどなくなっていった。 シーズン7にて(久しぶりに)出演。安全保障補佐官職を継職していると思われるが、呼称としては「博士」と呼ばれている。次期大統領として選出されたサントス議員に国家安全保障のレクチャーを行った。サントス政権下において、副大統領や国務長官の候補に挙がりつつも、最後はサントスによって国連大使に任命される。 ケイト・ハーパー (Kate Harper) - 吹替:中山玲 国家安全保障担当問題大統領副補佐官 (シーズン5-)。海軍中佐。 元CIAのエージェント。CIA時代は世界各地で任務に従事していた。このため、彼女の活動記録が記されているファイルは、多くの部分が黒塗り(極秘扱いの任務を行っていたということ)となっている。離婚歴2回。1995年にレオとフロリダで会っている(レオは酔っていたためこのことを覚えていない)。 中東での爆破テロに対して、武力介入ではなく大統領の意向に沿った穏健策を提案。この事をきっかけに大統領に重用される。シーズン6冒頭で開催された中東和平会談では、会談が膠着するなかで様々な案を提案し、平和維持軍派遣を提案する。その後、出番が増え、ジョシュやレオ、ウィルなどが去ったホワイトハウスでは主要スタッフ格として扱われていった。 ジャック・リース少佐 (Lieutenant Commander Jack Reese) - 吹替:小山力也 ナンシー・マクナリー国家安全保障問題担当大統領補佐官の部下で軍事アドバイザー。大統領選投票日にホワイトハウスに異動してきた。 誤ってリッチー共和党大統領候補に投票してしまったドナに「票を交換してくれ」と持ち掛けられ、面を喰らいながらも交換に応じたのが、ドナとの最初の出会いである。。 極秘の大統領命令を受け、クンドゥーに軍事介入した場合の戦死者予想レポートを提出するが、その事がハッチンソン国防長官の怒りを買い、アビアノ空軍基地へ転属させられる。ドナの恋人であったため、ドナはジャックの急な転属をいぶかっていた。
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