虎渓用水広場とは? わかりやすく解説

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虎渓用水広場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 10:26 UTC 版)

虎渓用水広場
(多治見駅北広場)
所在地
岐阜県多治見市音羽町1-229
面積 3,657平方メートル
開園 2016年(平成28年)6月26日[1]
設計者 オンサイト計画設計事務所 長谷川浩己、丹野麗子、亀山本果、落合洋介+土木:玉野総合コンサルタント 高井賢司+照明:都市環境照明研究所+建築:LKデザインオフィス+構造:RDM+サイン:岩松亮太
運営者 多治見市
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虎渓用水広場(こけいようすいひろば)は、岐阜県多治見市音羽町1-229にある駅前広場(公園)。

条例に基づく正式名称は多治見駅北広場(たじみえききたひろば)である。

JR多治見駅北口の人々の交流や憩いの拠点、文化・芸術との出会いとの場として設立された広場である[2]

歴史

多治見駅北広場と中之郷テラス

特色

1902年(明治35年)9月に土岐川から導水して竣工した用水路が虎渓用水である。近世以降の農民の悲願を込めた用水で、村の財産を売り払いながら難工事を経て完成した。用水周辺の田畑に広く水を届け、ときには防水防疫に使われるなど人々の生活に重要な役割を果たしていた。

多治見市が土地区画整備事業の一環で整備した。多治見市民の意向によって親水性が追加され、農業利用を終えた虎渓用水の活用に至った。毎秒200リットルの水が広場に導かれている[3]。「地域の原風景を駅前に再現して、まちのシンボルに」なるという願いが込められている[5]

周辺施設

脚注

  1. ^ a b 「玄関口に市民のオアシス 「虎渓用水広場」式典で完成祝う 多治見駅北口」『岐阜新聞』岐阜新聞社、2016年6月28日、朝刊、26面。
  2. ^ 「『攻め』の駅前広場 顔づくり、人を停滞させる仕掛けでにぎわい」『日経アーキテクチュア』2017年7月13日
  3. ^ a b 虎渓用水広場 土木学会
  4. ^ 虎渓用水広場が「2020年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞しました! 多治見市、2020年10月1日
  5. ^ 駅前に生まれた地域の原風景-虎渓用水広場『日経コンストラクション』土木のチカラ、2017年1月23日

外部リンク




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