第3の哨戒 1943年6月 - 8月とは? わかりやすく解説

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第3の哨戒 1943年6月 - 8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 22:20 UTC 版)

ソーフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第3の哨戒 1943年6月 - 8月」の解説

6月30日、ソーフィッシュは3回目の哨戒東シナ海向かった7月21日未明、ソーフィッシュは北緯3028東経12820分 / 北緯30.467度 東経128.333度 / 30.467; 128.333の地点で第178船団発見し魚雷三度にわたり計8本発射して4本を二つ目標命中させて撃沈した判断したが、実際に回避されていた。翌22日午後には、北緯3054東経12515分 / 北緯30.900度 東経125.250度 / 30.900; 125.250の上海東370キロ地点でヒ03船団発見。ソーフィッシュは船団中の海軍徴傭浅間丸日本郵船16,947トンに対して魚雷を6本発射し、うち3本浅間丸命中した判断した。ところが、実際に魚雷命中したのは浅間丸ではなく特設運送船(給兵)西阿丸(大阪商船、6,658トン)で、後部魚雷命中した西阿丸は航行不能となり、船尾甲板まで沈めながらも船首突き出しながら浮いており、後に曳航され修理を受け沈没免れた7月26日未明、ソーフィッシュは北緯3120東経12820分 / 北緯31.333度 東経128.333度 / 31.333; 128.333の地点臨時L2船団発見し魚雷を4本発射した命中しなかった。翌27日午後には、北緯3234東経12742分 / 北緯32.567度 東経127.700度 / 32.567; 127.700の福江島大瀬崎西方80キロ地点で、上海から門司向かっていたモ505船団発見し、ソーフィッシュは690メートル至近距離から魚雷を4本発射した輸送船狙ったつもりだったが、魚雷は1本が護衛敷設艇平島命中し平島轟沈。ソーフィッシュは魚雷爆発衝撃揺さぶられた。衝撃と敵の反撃恐れて1時間もの間潜伏していたが、潜望鏡深度戻ったときには輸送船団は影も形もなかった。8月10日、ソーフィッシュは41日間行動終えて真珠湾帰投した。

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第3の哨戒 1943年6月 - 8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 20:29 UTC 版)

スキャンプ (潜水艦)」の記事における「第3の哨戒 1943年6月 - 8月」の解説

6月22日スキャンプ3回目の哨戒ビスマルク諸島方面向かった7月14日ショートランド諸島近海通過した後に北上しカビエン近海達する。7月27日未明スキャンプ南緯0250東経14901分 / 南緯2.833度 東経149.017度 / -2.833; 149.017の地点輸送船団レーダー探知潜航ののち、船団接近する途中護衛艦発見され爆雷を2発投下されもののなおも接近し続け特務艦風早対し魚雷を6本発射魚雷は1本が風早命中した判断されたが、スキャンプはそれを確認する間もなく反撃から逃れるために深深潜航退避していった。1時間後に潜望鏡深度戻って観測したときには船団の姿は消えていた。なお、風早損傷受けただけで沈没はしなかった。 スキャンプ浮上しニューアイルランド島ニューハノーバー島の間にあるステフェン海峡英語版近海向かった17時54分、スキャンプは1隻の敵潜水艦発見した潜望鏡晒しすぎたために相手スキャンプ発見したらしく、1803分に約4キロメートルの距離から魚雷発射してきた。スキャンプ67メートル深さ潜り魚雷船尾かすめて通過した1809分に潜望鏡深度戻り、敵潜水艦魚雷を4本発射した。1本が敵潜水艦命中し1814分に巨大な茶色い煙が立ち上るのを潜望鏡確認敵影はなく、海面には油膜残されていた。敵潜水艦からは爆発直後スクリュー音が消え様々な雑音観測される1815分から16分にかけて、5つ爆発観測。うち2つ地球中心から響くようなすさまじい音であったかつては、この敵潜水艦伊号第二十四潜水艦伊24)であると言われアメリカ側記録長くそう信じられてきた。しかし、日本側の記録参照した結果スキャンプ撃沈したのは伊号第百六十八潜水艦伊168)だったことが分かった伊168は、1942年6月5日から7日ミッドウェー海戦空母ヨークタウンUSS Yorktown, CV-5)を撃沈した潜水艦であった8月8日スキャンプ47日間行動終えてブリスベン帰投した。

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