第3の哨戒 1943年10月 - 11月とは? わかりやすく解説

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第3の哨戒 1943年10月 - 11月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 17:06 UTC 版)

ハーダー (SS-257)」の記事における「第3の哨戒 1943年10月 - 11月」の解説

10月30日ハーダー3回目の哨戒スヌーク (USS Snook, SS-279) 、パーゴ (USS Pargo, SS-264) とウルフパック構成しマリアナ諸島方面向かった11月12日午後ハーダー北緯2103東経14440分 / 北緯21.050度 東経144.667度 / 21.050; 144.667のウラカス島近海輸送船と「武装トローラー」を発見魚雷3本発射して2つ命中確認し観測してみると特設掃海艇第十一鶚丸(日本海洋漁業265トン)がまさに沈もうとしている場面遭遇した護衛艦始末したことでハーダー浮上砲戦移り、3インチ砲と20ミリ機銃射撃行い輸送船始末した判定された。11月19日未明には、北緯2228東経14722分 / 北緯22.467度 東経147.367度 / 22.467; 147.367のサイパン島沖で4隻の輸送船駆逐艦夕月海防艦福江護衛する第4111船団発見し、2隻の目標に対して魚雷を6本、さらに艦尾発射管から3本の計9本発射して5つ爆発確認する魚雷は2隻の輸送船戸丸(日本製鐵、3,936トン)と北江丸(大連汽船、5,384トン)に命中し戸丸は沈没して第10号駆潜艇曳航中だった北江丸は大破する。北江丸は夕月輸送船日鉱丸(日産汽船、5,949トン)に曳航されたが上手くゆかず、いつしか夕月は日鉱丸を見失ってしまった。ハーダー暗夜の中をレーダー頼み2つ目標に対して魚雷を4本発射し日付11月20日変わって間もなく魚雷をもう3本発射し、2本が命中したことを確認する。1隻は間もなく沈没していったが、もう1隻は健在だろうと思われさらに魚雷を1本発射した命中せず相手備砲反撃してくる中を重ねて魚雷3本発射した結果はよく分からなかった。しかし、目標全て一掃した報告して攻撃終えこととした。北江丸と日鉱丸の最後はっきりしないが、一連の攻撃によって沈没した明け方近くハーダーのレーダースクリーンに3隻の駆逐艦思しき目標探知され最後に残った魚雷発射してのち、針路真珠湾向けた11月30日ハーダー31日間の行動終えて真珠湾帰投その後メア・アイランド海軍造船所回航されてオーバーホール入った折から、「H.O.R.エンジン搭載艦は1隻残らず、暫時エンジン換装するように」という合衆国艦隊司令長官兼海作戦部アーネスト・キング大将命令出ており、甚だ旧式トラブル多く信頼性欠けていたH.O.R.エンジンを、本来搭載されGM社製278A16気筒エンジン換装した。1944年2月27日オーバーホール終えたハーダー真珠湾戻ってきた。

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