突進太のライバル達
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帯刀 省吾(たてわき・しょうご) 声 - 田中信夫 極東高校柔道部主将。華麗な技の冴えを見せる別名「秒の殺し屋」。容姿端麗・文武両道の人格者として部員達の尊敬を集めている。対校試合で負けた腹いせにケンカを売ってきた突進太を軽く手玉に取るが、突進太のすさまじいまでの勝負への執念に一目置くようになる。その後も対ワーロック戦で空中に投げ出された帯刀を突進太が救ったため、心の交流が生まれた。 後に利鎌の新団体・鬼道塾に入門し、天童に続いて「天地がえし」を授けられる。 必殺技は「大竜巻落とし」「天地がえし」。段位は三段。 ベン・ワーロック 声 - 野島昭生 横浜のアメリカンスクール柔道部員。身長190センチ・体重160キロ近い巨漢。母親は女子プロレスの全米チャンピオン、ジャンボ・クイン。アメリカではヘビー級のアマレスラーであったが、母であるジャンボ・クインが輝子に投げられたショックで引退してしまったため、柔道に興味を持った。 必殺技は「回転地獄ころがし」。 天童 高志(てんどう・たかし) 飛騨山中高校柔道部主将。中学2年の時に山中でイノシシと格闘、これを倒したほどの猛者。そのイノシシの皮を柔道着や学生服の上からはおっている。利鎌から「天地がえし」と巴二段投げ破りの秘策を授けられ、全国大会で突進太の前に立ちはだかる。利鎌を心から尊敬しており、何かと目をかけられている突進太に対して嫉妬心をあらわにすることが多い。利鎌の一番弟子を自認し、鬼道塾の塾生第1号でもある。 必殺技は「天地がえし」。段位は三段。 ストーン・モーガン 全米ハイスクール柔道選抜チームの選手。130キロの巨漢。ブロックを叩き割るほどの石頭で、「巴黒潮くずし」も通用しない。 アニマル・モーガン ストーンの兄。空手の有段者。試合に負けた弟の復讐で突進太に対決を挑むが、逆にホテルの屋上から落ちそうになり、突進太に命を救われる。 マックス・ゲーリング アントン・ヘーシンクの愛弟子。西ドイツ出身。段位は三段。通称「ジャンボマックス」。13歳でオール西ドイツ少年柔道大会で優勝した天才少年。日本に柔道留学して講道館で学んでいる。昇段試験のため講道館を訪れたベン・ワーロックをわずか16秒で投げ、気絶させている。 当初は実力に劣る突進太を子供扱いしていたが、利鎌や輝子に師匠のヘーシンクが侮辱されたため、利鎌の弟子である突進太にライバル心を燃やすようになる。全日本柔道選手権大会では突進太と文字通り激突し、一時的な記憶喪失に陥ってしまう。 必殺技は「ヘーシンク式原爆おとし」。 秋月 影也(あきづき・かげや) 示現殺到流の師範代。総師範・要助の息子であり、柔術復活の悲願をかけた秘密兵器。世界選手権で突進太と対決する。前髪をたらしたニヒルな美男子だが、古流柔術の流れをくむ荒っぽい技で対戦相手を再起不能にすることを楽しんでいる。 必殺技は「逆二丁投げ」。 緋文字 金城(ひもんじ・きんじょう) 残波岬高校柔道部主将。柔道と空手の蹴りや突きをミックスした技を使う。妹がアメリカ兵の運転するジープにはねられて亡くなったという過去があり、以来アメリカ人を憎んでいた。一見長髪だが、実はカツラで本当はスキンヘッドであり、カツラをはずしサングラスで変装して自分の復讐に邪魔な突進太を闇討ちにする。ハブの毒を塗ったナイフでベン・ワーロックを刺殺しようとするが、突進太に阻止される。 ボクサー 名も知れぬヤクザの用心棒。傷害事件を起こしてボクシング界を追放された元・一流ボクサー。家出して上野の山に篭っていた突進太と対決する。「巴二段投げ」の前に敗れるが、突進太を気に入り世話をする。母親の再婚が許せずグレてしまった過去があり、突進太に家に帰るよう諭す。 春山 泰蔵(はるやま・たいぞう) 南総里見学園柔道部員。突進太が県大会で対戦した120キロの巨漢。あまりの巨体に得意の巴投げが通じず、突進太は四方固めで負けてしまう。しかし帯刀にはかなわず、わずか8秒で投げられている。 堂島 正也(どうじま・まさや) 霞が浦高校柔道部主将。相撲部主将を兼任する猛者。堂島との対戦が突進太の「巴二段投げ」初披露となった。 嵐山 京都の大学柔道マン。段位は三段。全日本柔道選手権での対戦が突進太の「巴津波おとし」初披露となった。 与名本 ジョー(よなもと・ジョー) 沖縄代表で黒人とのハーフ。段位は三段。足腰の強力なバネを生かした足技の達人。全日本柔道選手権で突進太の「巴津波おとし」の前に敗れる。 アブドーラ・ハッサン スーダン代表。体重150キロの巨漢。世界柔道選手権で突進太と対戦、「山嵐」の前に敗れる。 オルテガ メキシコ代表。本職は闘牛士。世界柔道選手権で突進太と対戦、「山嵐」の前に敗れる。
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