私立 花園学園
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「大家さんは思春期!」の記事における「私立 花園学園」の解説
格式の高い私立のお嬢様高校。捺美の姉4人が通っていたため、当たり前に捺美も通えると思っていた。捺美が姉からお下がりで制服を貰っている。
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私立花園学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 22:30 UTC 版)
所在地は世田谷区。初等部、中等部、高等部、大学から成る。生徒の自由を重んじる校風で、初等部から大学まで制服は定められていない私服校である。その他の髪型や服装に関する規定も一切なく、基本的な学校生活や勉学についての方針すらも示されず、全てが生徒の自主性に委ねられている。 名門校として知られており、一貫して学力レベルは高い。富豪や文化人の子弟が多く通っている。初等部から大学まではエスカレーター式ということになっているが、実際は階段式といった方が適当で、内部生にも試験が強いられる。内部生のための試験に落ちてしまった場合は、外部生と共に一般入試を受けて合格しなければ繰り上がることができない。 学園の初代理事長は花園ナツで、現在の理事長である花園ハルの母にあたる。そこから分かるとおり、花園学園の歴史はまだ浅く、新参校とも呼ばれる部類である。学園の正門近くには花園ナツの像が置かれている。 教員には花園一族の者が多く採用されており、名字呼びでは区別をつけられないため、教員間のみならず生徒も教員を下の名前で呼ぶのが慣例となっている。 生徒たちの多くは非常に陽気でお祭り好きで、なにか騒ぎが起こるとすぐに人だかりができる。また、妙な団結力があり、学園全体を挙げての流行がよく起こり、見目のいい生徒には必ずと言っていいほどファンクラブができている。そのような傾向から他の学校の生徒らからは、しばしば「花園学園は変人の巣窟」と言われている。 なお、著者は、意図したわけではなかったが『愛と誠』に登場する「花園実業高校」の影響で学園名を名付けてしまったのかもしれないと語っている。現実に存在する学校法人花園学園との関連はない。 花園学園中等部 本作の主な舞台となっている。中等部は一学年につき400人前後の生徒が所属し、各学年は十組まである。作中に登場する三年生のキャラクターたちは、何故か決まって一組か十組のどちらかに所属している。 生徒の部活動は活発で、学校側からの待遇も良い。描写されているだけでも、中等部の文科会系の部専用の部活棟が備え付けられていたり(耳を澄ませば隣の部室の話し声が聞こえてしまうほど壁が薄かったりと、造りはあまり良くないらしいが)、茶道部は一つ10万円の茶器を買うことができるほどの予算を与えられていたりする。柔道部など、体育会系の部活動の成績も芳しい。部活は5名以上が集まれば新たに立ち上げることも出来るが、一定の成果を挙げられなかったり、部員数が5名に満たなくなった場合は容赦なく取りつぶされる。それらの管理を行うのは生徒会で、教員を介入せずとも生徒会が任意に部の廃止などを行えるところから、生徒会及びそれ以外の委員会などの活動も活発であると思われる。しかし、上記したように私服の学校で、服装などに関する規定も定められていないために、風紀委員は形だけの存在となっており『お嬢さま帝国』で廃止されることとなった。 中等部の敷地内には中等部専用の真新しい図書館があり、司書教諭以外にも雑務のアルバイトとして高等部の生徒らが採用されている。初等部や高等部などにも、それぞれ専用の図書館が設置されていると思われる。 花園学園高等部 あわせて花園学園シリーズと称されることもある、同著者の作品である「いつでもこの世は大霊界!」や「帰ってきた女王様」の主な舞台となっている。敷地は中等部からそう離れてはいないらしい。中等部と同じく、造りはあまり良くないようだが文化会系の部活は専用の部活棟を持っている。中高での関連する部活同士の交流は盛んである。 花園公園 元は花園学園が所有していたが、現在では都に寄付されている大きな公園。井の頭公園がモデルとなっている(花園公園とは別に、井の頭公園自体の名称も作中では挙げられる)。学園から近いところにあるため、生徒の憩いの場ともなっている。学生カップルや、ランニングに励む体育会系の部員たちの姿がよく見られる。ボート乗り場もある大きな池があり、魚が棲んでいるが捕獲は禁止されている。
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