お下がりとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > お下がりの意味・解説 

お‐さがり【御下(が)り】

読み方:おさがり

「下がり4」に同じ。「兄さんの—でがまんする

神仏供物下げたもの。

客に出した飲食物残り

都会から地方へ行くことを京都でいう。

(「御降り」とも書く)正月三が日に降る。《 新年》「まんべんに—うける小家哉/一茶


お下がり

読み方:おさがり

名詞「下がり」に、接頭辞「お」がついたもの。
丁寧表現の辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

お下がり

作者水谷佐和

収載図書ショートショートの広場 19
出版社講談社
刊行年月2007.5
シリーズ名講談社文庫


お下がり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 20:02 UTC 版)

お下がり (おさがり)

  1. に供えた飲食物(神の場合は神饌)などを下げたもの(同、撤饌)
  2. 客に出した飲食物の残りのこと
  3. 年長者が使用した物を、年少者が使用する場合のその物及び、物の移動行為。(後述)
  4. 新年季語

お下がり (おさがり)は年長者が使用した物を、年少者が使用する場合のその物及び、物の移動行為を指す。お下がりとなるものは、再使用が出来るもの。

高度経済成長期までの日本は購買力が低く、また物は使えなくなるまで大切に使うべきだということが常識としてあった。そのため、子供の衣類や育児用品のように、まだきれいな状態のまま本人の成長により使えなくなるものは、兄弟姉妹あるいは親族・知人間での「お下がり」が当然のことであった。

  • 1980年代には、みなみらんぼう作詞作曲「三女・おさがり節」(NHKみんなのうた、1989年6月-7月放映[1])という曲もあった。この曲は、三女であるばかりになにもかも「おさがり」になってしまう女の子の気持ちをユーモラスに歌っている。

しかし高度経済成長期以降、可処分所得が増えて購買力があがり、また少子化で親・祖父母が一人の子供にかけられるお金が増え、お下がりはだんだん行われなくなっていった。 お下がりをもらって気を使うより、お金を出して新しい商品を買うことが出来るようになっていったからである。またあげる方も、相手がありがた迷惑に感じるかもしれないと躊躇するからである。

現在では、かつて「お下がり」で回されていた衣服や育児用品が、バザーフリーマーケット、ガレージセールや、リサイクルショップの定番となっている。

関連項目


お下がり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:48 UTC 版)

和語の漢字表記

がりおさがり

  1. おさがり 参照

「お下がり」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「お下がり」の関連用語

1
御古 デジタル大辞泉
96% |||||

2
染返し デジタル大辞泉
96% |||||

3
78% |||||

4
セコ‐ハン デジタル大辞泉
72% |||||

5
下ろし米 デジタル大辞泉
72% |||||



8
セカンドハンド デジタル大辞泉
54% |||||

9
使い古し デジタル大辞泉
54% |||||

10
食べ残し デジタル大辞泉
54% |||||

お下がりのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



お下がりのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのお下がり (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのお下がり (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS