登録停止処分とは? わかりやすく解説

登録停止処分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 03:21 UTC 版)

女子柔道強化選手への暴力問題」の記事における「登録停止処分」の解説

9月18日全柔連は、委員長理事梶木寿、同じく理事の近石康宏、副会長山下泰裕委員長田辺陽子友添秀則メンバーとする懲罰委員会開いて関係者への処分公表した。それによれば天理大学柔道部前部長の藤猪省太と前監督土佐三郎を「暴力防止義務はあったが手は出していない」として文書による戒告1年生平手打ちするなどの暴力振るった73 kg世界チャンピオン柔道部主将であった大野4年生9名に3ヶ月の登録停止処分、4年生からの指示1年生暴力振るった2年生5名には文書による注意処分それぞれ下した4年生からの指示で同じ1年生暴力振るった1年生2名は処分見送られた。今回処分大野ら2名の4年生全柔連強化指定選手外される結果となり、復帰処分明け検討されることになった専務理事の近石は「今回処分が、裁判言えば一つ判例になる」と平手打ち一発でも競技者として活動停止直結することを示すとともに大野学生の処分は「前途有為である」として教育的な配慮施した点も付け加えたまた、天理大学側から全柔連への報告遅れたに関しては「隠蔽し形跡はなかった」と結論付けた9月27日全日本学生柔道連盟天理大学暴力問題受けて11月までに暴力撲滅向けた倫理規定作成と、問題起きた際に調査懲罰を受け持つ倫理委員会立ち上げることを決定した天理大学には10月までに再発防止策提出求めとともに部員ボランティア活動促して月に一度活動報告行わせることになった佐藤宣践会長天理大学活動停止期間は「社会通念照らし処分期間は半年以上が妥当」との見解示したまた、連帯責任として女子活動停止させたことについては処分取り消す方向となった9月28日全日本学生柔道連盟は、学生体重別が開催され日本武道館において、選手指導者観客らを対象暴力行為に関するアンケート調査行った9月30日には全柔連理事天理大学柔道部師範でもある細川伸二が、再発防止のための研修会ボランティア活動などに柔道部取り組んでいることを明らかにした。なお、停学中である大野らは加わっていない。 10月2日奈良県警は、4年生暴力によって鼓膜を破るなどの怪我をした1年生やその親族から暴行受けた経緯内容に関する聞き取り行った。この1年生練習中に飲んだなどとして、4年生に計3度にわたる平手打ちを受け、5月23日ころに受けた暴力行為鼓膜破れたという。 10月5日には国体成年男子の部に奈良県代表として出場予定だった天理大学部員5名が、出場辞退していたことが判明した。なお、柔道部11月団体体重別に出場しないことになっている10月7日全柔連の「暴力の根絶プロジェクト」は会合開いて先月学生体重別の際に実施され暴力に関するアンケート調査回答寄せた男子選手590名、女子選手287名、男性指導者54名、女性指導者4名のうち、いずれにおいても重大な案件存在しなかったことを報告した10月10日天理大学は、「天理大学スポーツ宣言」と題した本学決意表明」において、全ての体罰暴力ハラスメント人権侵害などの根絶取り組むことをホームページ上に公表した10月12日天理大学柔道部東日本大震災復興支援プロジェクト一環として宮城県七ケ浜町仮設住宅雨どい清掃作業などのボランティア活動行った柔道部師範細川監督正木をはじめ、停学処分解けた主将であった大野将平4年生部員18名などが参加したこの際大野は、「主将として管理しなくてはいけなかった。申し訳ない思ってます。気持ち新たに頑張りたいです。」と語った暴力問題後、全柔連からボランティア活動求められていた天理大学柔道部は、停学間中だった大野らを含めてすでに奈良県内学内において清掃活動従事していた。 11月1日全日本学生柔道連盟理事会開いて暴力行為禁止やその処分などを明文化した倫理規定承認して同日付けから施行することに決めた。それによればいかなる状況であっても精神的ないしは肉体的な暴力行為や、指導名を借りたいじめ行為厳禁して、それに抵触した場合大会への参加資格停止や、役員資格取り消し処分を行うとしている。加えて、必要であれば倫理委員会設け調査処分内容検討することにもなった。

※この「登録停止処分」の解説は、「女子柔道強化選手への暴力問題」の解説の一部です。
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