旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)主屋
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)主屋 |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうたく(いくのまちづくりこうぼういづつや)しゅおく |
登録番号: | 28 - 0208 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積159㎡ |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 天保3(1832) |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 屋号を井筒屋という鉱山師の住宅で,公儀宿舎の郷宿のひとつ。建築年代は棟札から判明。 |
施工者: | |
解説文: | 西が入母屋造,東が切妻造となる東西棟の2階建で,下屋を設け,屋根は桟瓦葺,外壁は土壁とする。内部は東が土間,西が3室を二列に配し,西面中央の座敷に床・棚を構え,茶の間等は梁組を現す。街路沿いにあり,幕末期の町並景観を伝えている。 |
旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)離れ
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)離れ |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうたく(いくのまちづくりこうぼういづつや)はなれ |
登録番号: | 28 - 0209 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、瓦葺、建築面積53㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治中期 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 主屋東面の北寄りに接続する。真壁造,平屋建で,屋根は切妻造,桟瓦葺,和小屋を組み,南・東・北の3面に下屋を廻す。内部はもと座敷2室であったが,現在は1室とする。軸組等はよく残り,外観も主屋と調和がとれた構成で,明治期の離れの形式を示してる。 |
旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)土蔵
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)土蔵 |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうたく(いくのまちづくりこうぼういづつや)どぞう |
登録番号: | 28 - 0210 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積21㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治前期 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 土蔵造2階建,置屋根式の切妻造で,屋根は桟瓦葺とする。外壁は土壁で,縦板張で覆い,頂部に鉢巻を廻すが,西面は中央に観音開扉を開き,壁面も白漆喰塗とする。2階は妻面に白漆喰で縁取った小窓を設ける。敷地南東隅の街路沿いにあり,景観を整えている。 |
旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)内蔵
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)内蔵 |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうたく(いくのまちづくりこうぼういづつや)うちぐら |
登録番号: | 28 - 0211 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積22㎡ |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 天保14(1843) |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 部材の墨書から建築年代が判明。 |
施工者: | |
解説文: | 主屋北西隅に接続している2階建で,1階は納戸,2階は床付の座敷とする。屋根は南北棟の切妻造,桟瓦葺,南面は1階に下屋,2階窓には銅板葺の小庇をつける。外壁は土壁で軒裏まで塗り,縦板張で覆う。大規模な屋敷における住まいの有様の一端を示す施設。 |
旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)米蔵
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)米蔵 |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうたく(いくのまちづくりこうぼういづつや)こめぐら |
登録番号: | 28 - 0212 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積19㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治5 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 土蔵造平屋建,置屋根式の切妻造で,屋根は桟瓦葺とする。外壁は土壁,各面を縦板張で覆い,頂部に鉢巻を廻す。1階は東面中央に扉口,2階は妻面に板庇付小窓を設ける。内部は高い室内空間を造る。敷地の北西隅にあり,街路景観を整えている。 |
旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)西塀
名称: | 旧吉川家住宅(生野まちづくり工房井筒屋)西塀 |
ふりがな: | きゅうよしかわけじゅうた(いくのまちづくりこうぼういづつや)にしべい |
登録番号: | 28 - 0213 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造、瓦葺、延長21m、門付 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 江戸末期 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県朝来市生野町口銀谷640 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 屋敷西辺,主屋の南西隅から米蔵まで達する鍵型の塀。折曲がり約21mで,南面の主屋寄りには1間腕木門を構える。外壁は漆喰塗で,腰を縦板張で覆い,腕木で桁を受けて桟瓦葺屋根を架ける。主屋西の庭を取り囲むとともに,敷地廻りの街路景観を整えている。 |
その他工作物: | 旧内山家住宅表門 旧加藤家住宅中門 旧加藤家住宅北高塀 旧吉川家住宅 旧国鉄矢岳駅駅長官舎井戸 旧大西家住宅 旧富岡敬明家住宅石塁 |
旧吉川家住宅


旧吉川家住宅(きゅうきっかわけじゅうたく)は兵庫県朝来市口銀谷(くちがなや)にある江戸時代築の古民家で、県指定の景観形成重要建造物等である。生野まちづくり工房井筒屋という名称で、県の景観形成地区に指定される口銀谷地区のビジターセンター等として活用されている。
概要
江戸時代に井筒屋の号で代々山師[1]を務め郷宿を営んでいた吉川家の本邸である。 郷宿を兼ねた吉川家の主屋は、棟札から天保3年(1832年)の建築であることが判明している。主屋、離れ、土蔵、米蔵、内蔵、西塀の6棟が国の登録有形文化財に登録されている。
平成11年(1999年)に吉川家の寄贈によって、これら土地・建物等一式が旧生野町(現朝来市)の所有となり、改修の後、平成15年(2003年)に一般に公開された。 館内には、吉川家寄贈の資料展示のほか、ギャラリーなどが設けられている。
生野まちづくり工房井筒屋は、平成15年度手づくり郷土賞(地域整備部門部門)受賞[1]。
利用情報
- 開館時間 - 午前9時から午後5時まで
- 休館日 - 月曜。月曜が祝日の場合は、その翌日
- 入館無料
- 所在地 - 〒679-3301兵庫県朝来市生野町口銀谷
- 備考 - 県指定景観形成重要建造物等、国の登録有形文化財
交通アクセス
周辺
脚注
外部リンク
座標: 北緯35度9分59.17秒 東経134度47分40.35秒 / 北緯35.1664361度 東経134.7945417度
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