現行の運転系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 16:22 UTC 版)
2022年(令和4年)4月1日現在。途中のバス停は主なもののみを記載。括弧でくくられた停留所は、一部便のみ経由する。系統番号は方向ごとに設定されている。全て英字で初めに系統固有番号(H・O・S・Y・N・Ya・J・K・Se・Ku)、末尾はA・Bとなっており、Aは上り(末端部から駅方面)、Bは下り(駅から末端部方面)を表す。例えば北部シャトル(H)の筑波山口行(B)は[HB]となる。 北部シャトル [H] つくばセンター - 筑波実験植物園 - テクノパーク桜入口 ‐ 大穂窓口センター - 筑波交流センター - 筑波山口 旧・つくつくバス「筑波急行シャトル」にルーツを持ち、つくバスでは唯一開始当初から運行されている系統である。 もともとつくばエクスプレスを市北部に延長する考えに基づいて設定され、つくばセンターでつくば駅発着のつくばエクスプレスの快速に接続するダイヤが組まれている。主に学園東大通りなど幹線道路を走行する。 概ね30~45分に1本程度で1日28.5往復が運行され、一般路線バスより低廉な運賃にもかかわらず単体黒字化が達成されている。 朝の筑波山口発1便は速達便となっており、途中の「筑波交流センター」「つくばウェルネスパーク」「大穂窓口センター」には停車しない。 本系統では一部便において自転車ラック搭載車両が運行されており、日中時間帯のみラックに自転車を積載することができる。利用は無料で、事前予約も可能。 2016年10月1日より本便に連絡する形で筑西市広域連携バス、桜川市広域連携バス(いずれも関鉄パープルバスが運行)が運行されている。 2019年4月1日よりこれまでルート上にあったが通過扱いとなっていた「テクノパーク桜入口」バス停や「天久保(筑波実験植物園)」バス停が新設された。 小田シャトル [O] つくばセンター - 桜窓口センター - 金田西 - さくらの森 - テクノパーク桜 - 春風台 - 栗原 - 下大島 - 小田中部 - 北条仲町 - 筑波交流センター 概ね60分に1本程度運行されている。2011年(平成23年)4月改編で登場した系統。旧・地域循環5コースの一部地域を運行。 桜窓口センターは日中のみ経由、つくば特別支援学校は平日の朝夕各1本のみ経由、大穂窓口センターは日中数本のみ経由する。以前は日中にテクノパーク桜折返し便が交互に運転されたが、現在は全便筑波交流センターまで運転される。 作岡シャトル [S] 研究学園駅 - 研究学園西 - 東光台5丁目 - 東光台体育館 - 東光台入口 - 酒丸 - 豊里の杜 - 今鹿島小学校入口 - テクノパーク大穂 - 北部工業団地中央-明石 - 作谷 - 寺具 概ね1時間に1本程度運行されている。2011年(平成23年)4月改編で登場し、2012年(平成24年)10月改正および2013年(平成25年)10月改正で経路変更。旧・地域循環2コース、4コース、6コースをルーツにしている。 吉沼シャトル [Y] 研究学園駅 - つくば市役所 - 学園の森1丁目 - 国土地理院・つくば警察署 - 筑波記念病院 - 土木研究所 - 大穂窓口センター - 篠崎 - 長高野 - 大砂・今鹿島入口 - 吉沼 - とよさと病院 旧・地域循環7コースをルーツとしており、概ね75分に1本程度運行されている。2011年(平成23年)4月改編で登場し、2012年(平成24年)10月改正で経路変更。2014年(平成26年)12月1日より全体のうちおよそ4割の便が上郷折り返しとなったが、2019年(平成31年)に大幅に経路が変更され、研究学園駅を始発・終着として大穂窓口センターを経由し、吉沼 - とよさと病院間が延長されて現在の運行ルートとなった。 南部シャトル [N] つくばセンター - 松代 - 榎戸 - 谷田部車庫 - 農林団地中央 - 高野台中央 - 茎崎窓口センター - (茎崎老人福祉センター) 概ね30分に1本程度運行されており、1日29往復が運行される。旧・茎崎町福祉バスひまわり号東コース(旧・地域循環12コース)にルーツを持つ。こちらもつくばセンターでつくばエクスプレスの快速に接続する。 茎崎窓口センター - 茎崎老人福祉センター間は日中のみ運転し、それ以外の時間帯は茎崎窓口センターで折り返す。2013年(平成25年)10月改正で経路変更。 谷田部シャトル [Ya] 研究学園駅 - 大境 - つくば秀英高校 - 香取台 - 万博記念公園駅 - みずほ団地入口 - みどりの2丁目 - みどりの駅 - みどりの中央 - 谷田部南小学校 - つくば工科高校 - 谷田部窓口センター 概ね1時間に1本運行されている。2012年(平成24年)10月改正で系統分割・経路変更。2016年4月1日に路線名を自由ヶ丘シャトル(谷田部) [J]から現行のものに変更。旧・地域循環9コースをルーツにしている。 鉄道線付近を通っており、16停留所の内9停留所が駅徒歩圏内にある。 自由ヶ丘シャトル [J] みどりの駅 - 谷田部窓口センター - 谷田部車庫 - 農林団地中央 - 梅ヶ丘団地 - 窓口センター - 自由ヶ丘団地 - 富士見台 概ね1時間半に1本運行されている。2012年(平成24年)10月改正で系統分割・経路変更。2016年4月1日に路線名を自由ヶ丘シャトル(茎崎) [J]から現行のものに変更した。旧・茎崎町福祉バスひまわり号西コース(旧・地域循環13コース)をベースとした経路設定である。事実上関東鉄道藤代みどりの線末端部(自由ヶ丘団地 - みどりの駅間)を肩代わりしている。 上郷シャトル[K] つくばセンター - 研究学園駅 - 研究学園西 - 東光台5丁目 - 東光台体育館 - 酒丸 - 豊里の杜 - 豊里中学校 - テクノパーク豊里中央 - 上郷 - 上郷上宿 - とよさと病院 概ね1~2時間に1本運行されている。かつての吉沼シャトルの路線を中心に運行している。 西部シャトル[Se] みどりの駅 - 真瀬鎌倉(真瀬郵便局)-真瀬小学校 - 鍋沼新田 - 高須賀中央 - 下別府 - 高山中学校入口 - 万博記念公園駅 - 島名小学校 - 別府学園台入口 - 上郷上宿 - とよさと病院 概ね1~2時間に1本運行されている。路線バスが廃止されたつくば市西部の各集落を中心に運行している。 茎崎シャトル[Ku] 牛久駅西口 - 高見原中央 - 茎崎窓口センター - 茎崎運動公園 - 下岩崎 - 上岩崎入口 - 自由ケ丘団地 - あしび野公園 - 富士見台 概ね1時間~1時間40分に1本運転されている。南部シャトル・自由ヶ丘シャトルと近接または並走する区間が多いが、そうした区間においても一部で経由地や通過順序が異なる。
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