曽田地道場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:14 UTC 版)
「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「曽田地道場」の解説
『4』の冴島の「格つく」のイベントに登場する道場。新人トーナメントで優勝させた門下生は地下闘技場で対戦したり、タッグパートナーとして共闘することが可能となる。『5』ではまだ存在していたが、『6』では土地の値上がりにより既に売られており、もう存在していないことが曽田地の口から語られた。 曽田地 康夫(そだち やすお) 声 - 影山貴広(『6』) 曽田地道場の師範。実技経験がなく、格闘家としての実力はないが、格闘理論を学んできたためにアドバイスが上手い。門下生が集まらずに道場が経営難に陥っていたところを地下闘技場で冴島の強さと相手を思いやる優しさに惚れ込み、冴島に道場で師範を勤めるように依頼する。また、地下闘技場の受付でファンだった桐生と出会い、門下生の勉強として彼らのタッグパートナーとしての出場をお願いする。 『5』の冴島のサブストーリーにも登場し、道場を訪れた冴島に対して道場生が増えていることや冴島の鍛えた門下生達も各地で自立していることを明かす。戦闘では独特な構えをしているが弟子達よりも弱く、一撃を喰らうだけで倒れてしまう。その後は道場の強奪を目論む「エンジェル不動産」に襲撃されるが冴島と共に撃退し、道場を死守した。また、冴島のカラオケ「ばかみたい」のムービーでは冴島とのツーショット写真に登場する。 『極』『7』ではカラオケに「ソダチヤスオ」というアカウント名で登場しており、初期のランキングでは『極』では4位、『7』では1位にランクインしている。 『6』でもサブストーリーに登場し、戦闘では最初の対戦時こそ素人丸出しの動きだが、のちに過去作品に登場した強敵達に似た格闘スタイルを駆使し、最後の戦いでは久瀬に似た格闘スタイルで戦う。土地の値上がりに乗じて道場を売り払い、売った際に手に入れた金を元手に「RIZAP」に通い始め、桐生と再会した時(桐生自身は覚えていなかった)には屈強な体付きになる。その後、桐生に勝負を挑んで敗北したことで更なるトレーニングを積み、結果として自身の格闘理論を実践できる程の強さを手にしたが、桐生との再戦でも敗北する。敗北後は桐生から強くなったことを認められ、それを嬉しく思いつつも更に強くなることを誓い、桐生会の仲間になる。 『極2』では新・クランクリエイターの求人で仲間にすることができる。 杉山 秀夫(すぎやま ひでお) 身長183cm、体重73.6kg 冴島が曽田地道場に訪れる以前から入門していた唯一の門下生。25歳。真面目な性格だが、弱気かつ草食系で、伊達眼鏡を掛けている。格闘スタイルは空手で、均整の取れた能力を持つ。片想いの女の子を惹くために格闘技を始めるが、弱すぎるために冴島の最初の弟子となる。新人トーナメント優勝後は彼女に告白しようとしたところをその彼女が男とイチャついている場面を目の当たりにしたことで失恋してしまうが、それでもより一層格闘技に励むようになり、男としての成長を見せた。 江浜 丈裕(えはま たけひろ) 身長178cm、体重80.7kg 曽田地道場に入門した元サラリーマン。40歳。曽田地が勝手にマスクを被せ、マスクマンとして戦うことになるも本人はとても気に入っており、四六時中マスクを被っている。格闘スタイルは跳び技中心のプロレスで、全弟子中最高のスピードを身上とするが、体力とパワーに乏しく調子を崩しやすい。些細な理由(ピンセットを安全ピンのセットと間違えた)から会社をリストラされ、妻と息子には家を出て行かれたことで空っぽで情けない自分を直すために道場に入門するが、後に曽田地の計らいで家族が見にきていた新人トーナメントで優勝し、それをきっかけに家族との仲も元に戻り、更には新たな就職先(建築会社)も決まる。 落合 福嗣(おちあい ふくし) 身長186cm、体重110kg 曽田地道場で寝てばかりいる青年。22歳。慢心家で、自身の実力を過剰に評価している。格闘スタイルは投げ技を取り入れたボクシング主体で、高いパワーと体力を併せ持つが、スピードに乏しく、信頼度が低いと練習をサボる悪癖を持つ。杉山と江浜の優勝を知り、それなら俺も優勝できると半ば強引に冴島に弟子入りをし、初めは冴島の言うことをほとんど聞くことがなかったが、徐々に冴島を信頼していき、最終的には新人トーナメントで優勝した。 音喜多 誠(おときた まこと) / 時田 誠(ときた まこと)(PS4版) 身長179cm、体重65.3kg 曽田地道場の新規門下生。27歳。かなりと言って良い程のナルシストで、自身の容姿と格闘スタイルを美しいと言って憚らない。格闘スタイルはムエタイで、テクニックに関しては並ぶ者がおらずに特に目立った欠点もないが、勝負弱いところがある。前道場の門下生に馬鹿にされたことで逃げ出し、以前の道場はレベルが低いとして曽田地道場に入門する。新人トーナメント優勝後は自身をバカにした前道場の門下生を嘲笑ってやろうと道場に呼ぶが、あっさりとした掌返しに呆れてしまい、つまらない相手に拘っていた事を恥じながらもこれをきっかけに人間として一皮剥けて成長した。 『5』では29歳。ビクトリーロードの月見野予選の出場者として登場し着実に実力もつけていたが、性格は変わらずに以前のままである。格闘スタイルは以前と異なってプロレスで戦う。ビクトリーロード予選では無敗で勝ち進んでおり、師である冴島を越えることを目標としているために冴島に勝負を仕掛けてくるも敗北し、闘技場では冴島のパートナーに名乗りを上げる。 PS4版では名前が「時田誠」に変更された。 渡辺 正高(わたなべ まさたか) 身長180cm、体重120.5kg 曽田地道場の新規門下生。28歳。大柄な体格に優しい性格で、力は非常に強いが、相手を傷つけることを嫌い、他人の顔色を窺ってばかりいた。格闘スタイルは軽妙な打撃技を織り交ぜる力技主体のプロレスで、成長は遅いものの、見た目通りのパワーや体力、更にスピードやテクニックの伸びしろもあり、高水準に纏まった能力を秘める。同じ門下生の音喜多(時田)に気持ちよく戦って貰おうと手を抜いて相手をしていたが、それが音喜多(時田)の反感を買ってしまう。新人トーナメント優勝後は音喜多(時田)と向き合い、真剣勝負を申し出たことで和解する。
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