日本人作曲家
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先述の概論3に当てはまるものが多い。 清瀬保二『レクイエム 無名戦士』(木原孝一の詩による。) 伊福部昭映画『ゴジラvsデストロイア』劇中音楽。 石桁真礼生ソプラノとピアノのための『レクイエム』(のちにオーケストラ伴奏に改作) 森脇憲三『レクイエム・碑』(薄田純一郎作詩:広島の原爆に捧ぐ内容) 大中恩『煉瓦色の街』(阪田寛夫作詩:副題「日日のわれらへのレクイエム」。文部省芸術祭奨励賞受賞作品) 『恋のレクイエム』(山岸千代栄作詩) 武満徹『弦楽のためのレクイエム』 三木稔二十絃箏と邦楽器のための『コンチェルト・レクイエム(鎮魂協奏曲)』 南方原住民の歌謡を元に、夭折した命へ送る。 松平頼暁全曲初演はなし。 三善晃宗左近らのテキストを使用した、戦争へのレクイエム。「合唱と管弦楽のための3部作」の第1作にあたる。 湯浅譲二オーケストラのためのレクイエム 一柳慧男声合唱作品『鎮魂歌(レクイエム)』(木原孝一作詩) 清水脩『鎮魂歌』(木原孝一作詩:男声合唱曲だが、児童または女声合唱、ピアノ連弾、2人の朗読者が加わる) 平吉毅州『ヴァイオリンとオーケストラのためのレクイエム』 佐藤眞『レクイエム 眠れ幼き魂』(保富康午作詩) 三枝成彰『レクイエム 曽野綾子のリブレットによる』 『チェロの為のRequiem』(後に『震災のためのレクイエム』も作られた) 尾上和彦『ひろしまレクイエム』(旧オラトリオ鳥の歌。一部の楽章において原民喜の詩が使われている。混声合唱と児童合唱とオルガン・シンセサイザーなどの楽器を使用する) 池辺晋一郎『レクイエム いのちこそ』(土井大助作詩構成:終曲のテキストには日本国憲法第9条-戦争放棄が使われている) 糀場富美子弦楽合奏のための『広島レクイエム』 無宗教レクイエム『鎮魂十二頌』(林望の連作詩『鎮魂十二頌』から抜粋) 有澤孝紀東映アニメーションのデジモンシリーズにて、東京少年少女合唱隊によるものがBGMとして幾度か使われた。 荻久保和明ラテン語の典礼文による、東混の委嘱作品。 吉松隆交響曲第2番『地球にて』(第2楽章が、IntroitusからLibera Meまでのレクイエムの形式を模して作られている) 鈴木憲夫混声合唱のための「Requiem」:初演はウィーン・シュテファン大聖堂で行なわれた。 細川俊夫『歌う木』(副題「武満徹へのレクイエム」) 『ヒロシマレクイエム』(後に改題) 上田益『レクイエム〜あの日を、あなたを忘れない〜』(阪神大震災追悼として書かれたもの) 鈴木輝昭典礼文を用いており、混声合唱に管・打楽器アンサンブルが加わる。 千原英喜柿本人麻呂の古代歌謡を元に阪神大震災の犠牲者へ送るものと、東日本大震災を受けて書かれた第2番が存在する。 小栗克裕混声合唱とピアノのための「Lacrimosa」- ラテン語 無伴奏混声合唱のための「Libera me」- ラテン語 混声合唱とピアノのための「Dies irae」- ラテン語 権代敦彦創作鎮魂歌『子守歌』 〜大阪教育大学附属池田小学校事件遺児の母の手記による〜 新垣隆(佐村河内守名義で発表されたもの)ピアノのためのレクイエム イ短調 REQUIEM“HIROSHIMA” 4声ポリフォニー合唱曲 弦楽のためのレクイエム・ヒロシマ:合唱版を改作したもの 上田真樹無宗教レクイエム『鎮魂十二頌』(林望の連作詩『鎮魂十二頌』全篇に作曲した組歌曲) 混声合唱とピアノのための組曲『鎮魂の賦』(前述の無宗教レクイエムから5篇を抜粋し、合唱に改作したもの) 佐藤賢太郎『Requiem Pacis』(混声合唱・ソプラノ独唱・オーケストラ) 全曲ラテン語。「レクイエム」の名を持つキリスト教の流れをくむ楽曲(合唱曲・歌曲)としては日本人の楽曲のうちでも世界で最も演奏されている。 全5楽章であり、楽曲構成として「Dies irae(怒りの日)」がないなど、フォーレやデュリュフレの作品にも通じ、それは題名に含まれる「Pacis(平和の、平穏な)」からもとれる。赦祷文の楽章が「Libera Me」ではなく新たに「Subvenite」が採用され、楽曲を通して地獄、最後の審判、神の怒りに関する歌詞がない。 S.E.N.S.(センス)『レクイエム〜行ってしまった朝』(1993年ドラマ『あすなろ白書』サウンドトラック) 『レクイエム』(1995年ドラマ『輝く季節の中で』サウンドトラック)※『レクイエム〜行ってしまった朝』の別バージョン
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