日本人入学志願者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 07:05 UTC 版)
「神戸中華同文学校」の記事における「日本人入学志願者」の解説
本校には日本人の入学希望者もいるが、本校はあくまでも華僑教育を重要視しているため、華僑子弟や卒業生子弟が優先的に入学でき、日本人子弟は入学予定人数を超えると募集されなかったり、募集されても入学試験が実施されるため、非常に狭き門となっている。 同校は学校教育法上「各種学校」扱いであるため、資金面に難があり(教育補助金等)、大規模な校舎の増改築などをすることが出来ない。これが、入学志願者が増加しても入学定員を増やせない原因の一つとされる。 なお、卒業生の進学に関しては、かつては不利になることもあったが現在は改善されており、兵庫県や大阪府の高等学校に進学する場合は、普通中学校卒業と同じように問題なく進学できる。また、全国中学校体育連盟にも加盟し、運動部は兵庫県大会に出場している。 同校卒業生は卒業生は神戸中華同文学校校友会を組織しており、卒業後も同校との結びつきが強い。かつては教師への近況報告のため母校を訪ねる卒業生も多かったが、近年は防犯が強化されたため、あまり外部に開かれなくなった。 同校の卒業生の中には、教師を目指し、本校に戻ってくるものも多い。校長をはじめ、同校の教職員の大多数もOB・OGである。
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