施術の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 06:35 UTC 版)
整体は、理論・技術共に統一されていないため、整体を冠する療法家それぞれが、自説を展開している。大正~昭和期の成立の経緯から、カイロプラクティックの様な科学的・物理的手法と、中国医学・漢方医学の経絡理論・通常医療で臨床に使われる内臓体壁反射 などの理論の混合形となっている。体全体の骨格を形作る関節(脊椎・骨盤・肩甲骨・四肢・顎関節等)の歪み・ズレの矯正と骨格筋のバランス調整などを主に手足を使った手技(道具は、あくまで補助として使用する)で行う施術である、体幹から四肢への脈絡の流れを良くし脈絡改善によって各症状の改善を期待する健康法である[要出典]とも言われている。 整体師の施術は、国家資格である柔道整復、あん摩、マッサージ、指圧とは異なる。その施術は末梢が対象ではなく、中枢を対象にした施術である[要出典]という意見もある。施術自体は(整体)操法、整体療術とも呼ばれる。
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施術の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:18 UTC 版)
柔道整復術の施術には、次のような特徴がある。 受身を重視する柔術/柔道では、他の打撃などを重視する格闘技と比較して、打撃などによる身体の重大な損傷は少ない。しかし、体を組み、投げを打ち、関節を極めるという柔術/柔道そのものの特性から、脱臼や骨折、捻挫などの怪我を負う比率が多い。柔道整復術は、柔術/柔道の技と表裏一体の関係(活殺自在)にあるので、回復に役立つ。(本来、柔術では当身を用いていたため、打撃による身体の損傷がないということではない。) 昔から柔術道場の隣に接骨院(整骨院)が多かったのは、その道場主が柔術の技とともに柔道整復術(接骨術)を身につけており、道場経営の余技として接骨院を営んでいたからとされる。 単に施術するだけではなく、そのスポーツ経験や伝統の技によって、早く使える状態に戻すことができる[要出典]。 ただし、現在では柔道経験と柔道整復師の資格には関係がない。資格を取るのに柔道の経験は不要であるものの、養成施設においては柔道の実技を必須授業としてカリキュラムに組み込んでいるところもある。 平成3年になされた厚生労働省通知によると、柔道整復はあん摩マッサージ指圧、はり、きゅうと並んで医業類似行為の一つとされ、その後の厚生労働省の平成23年の国民の質問に対する回答でも、その姿勢を踏襲している。 柔道整復分野において、捻挫と挫傷の概念については一般医学の使われた方と違い独自の解釈をしており、柔道整復教科書の年代ごとにも開きがあるため、医療間のコミュニケーション疎通性を欠くことが指摘されている。
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