敵組織・怪人・対戦相手など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:51 UTC 版)
「海の王子」の記事における「敵組織・怪人・対戦相手など」の解説
黒いおおかみ 「黒いおおかみの挑戦」に登場した、海の王子の最初の敵。別名ブラックシャーク団。もともと王子らは黒いおおかみを追って地上に姿を現した。物語開始前から両者は対決を繰り返していたらしい。潜水艦Z1号を操る海のギャング団で、死海のほとりにアジトを構える。世界征服のために暗躍していたが海の王子によってZ1号が大破、その後Z2号を駆って海の王子に決戦を挑むも、はやぶさ号の決死の体当たりにより敗北、さらにアジトの場所がアトム連邦軍に明かされ組織は壊滅した。 大ダコ 「黒いおおかみの挑戦」の最終決戦で、Z2号を破壊された黒いおおかみ首領が逃げ込んだ水中洞窟に潜んでいた巨大なタコ。その怪力で首領と王子を捕らえるも、助けに来たチマから水中銃を受け取った王子に退治された。 海へび大帝 カイン王国を大量の魚雷で襲撃していた怪人。ミンダナオ海溝に基地を構える。海龍戦艦(シードラゴン)と潜水艦隊の力によりカインを滅ぼし、王とザイル博士を捕える。その後日本制服を企んで巡視船「くろしお」を襲撃、他の船を片っ端から沈める幽霊船に仕立てた。しかし王子の策で海底要塞に乗り込まれ、王と博士を取り返された。最後ははやぶさ号との一騎討ちに敗れシードラゴンは大破、海へび大帝は戦死した。 赤いサソリ 別の惑星から地球に攻めて来た宇宙人で、「赤いサソリ」とは彼らの乗るサソリ型ロボットの外見からくる通称。彼らの駆るサソリタンクは強力なバリアに守られ、当初ははやぶさ号ですら手も足も出なかった。しかしチエノ博士の開発したはやぶさロケットにより形勢は逆転、はやぶさ号とキーン司令官のジェット機編隊の前に主力部隊を壊滅させられ地球から撤退していった。 鉄の獅子 突如として現れたライオン型の鉄人。ライオン戦艦やロボット戦艦、ゴルゴンなどを駆使して一度は海の王子を昏睡状態にまで追い落とすが、チエノ博士が開発した食鉄虫やハナさんの捨て身の活躍により追い詰められ、ライオン戦艦と共に海の藻屑になった。 恐竜帝国 アフリカの火山の火口の中に基地を構える悪の組織。恐竜を模した戦闘メカを多数保有し、秘密兵器「化石光線」により生きた人間を化石化する恐るべき敵。海の王子すらも化石化し、はやぶさ号を絶体絶命の窮地に陥れるが化石光線を無効化する秘石により復活した海の王子に敗れる。 ゴリアス 海底王国アトランティスの海軍大臣。反乱を起こして国を乗っ取り、王子のアポロの命を狙う。王国の守護神のロボット、ポセイドンを戦力とし、メルス艦隊やモグラ戦車も擁する。アポロ王子一派が立てこもる砦の守りの要である地峡を破壊し、陥落寸前まで追い込むも、はやぶさ号の新兵器で頼みの綱のポセイドンが破壊されると、敗北を悟り自刃した。 昆虫型宇宙人 月を橋頭堡に地球征服を目論む。怪虫サタンが怪虫戦車に似せた爆弾を入れたところで爆破されて最期を遂げる。 ピラニア国 ピラニア総統が治める、砂漠の砂嵐を隠れ蓑とする国家。原子爆弾の5万倍の威力のベガトン爆弾で世界征服を企てる。魚型のメカを有する。戦艦シーラカンスが敗れ、ベガトン爆弾も宇宙で爆発させられて総統は自害した。 カメレオン4D 4次元世界の支配者。次元転移機でやって来た日輪博士から3次元のことを知り、侵略活動を始めた。カメレオン型のメカを使う。4次元人は実体を自分たちの世界に置いたまま摩訶不思議な力を見せたが、チエノ博士が次元転移機を完成させたことで3次元人も戦えるようになる。日輪博士に0次元に送られて悉く消滅した。 ノア博士 人間を滅ぼそうとする科学者。基地の中の電子頭脳に遠隔操作されて粉々になっても復元するハイドラをはじめとする様々なロボットを作り上げ、彼らの世界の神たらんとする。巨大な基地ははやぶさ号の攻撃をも受け付けなかったが、海の王子が命がけで地殻に潜って作った海底火山の爆発で吹き飛んだ。
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