姫乃・真奈美たちの親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:44 UTC 版)
「セントールの悩み」の記事における「姫乃・真奈美たちの親族」の解説
姫乃と真奈美の親族 君原 理乃(きみはら りの) 声 - 瀬戸麻沙美 姫乃の母。人馬の女性。 非常に常識的な性格。義父や義兄との付き合いに少し苦悩する姿も見せている。兄(姫乃からは伯父)が三人いる。 かなりの才女らしく、碧子が高校生だったとき、彼女に勉強を教えていた。若々しい容貌で希の父に姫乃の姉と間違えられたことがある。 君原 蒼太(きみはら そうた) 声 - 浜田賢二 姫乃の父。がたいの良い人馬の男性。顎鬚をたくわえている。 性格は基本的には比較的おおらかだが正義感が強いところも見せる。娘の姫乃を溺愛しており、三者面談の際にも、理乃がいるにも関わらずついてきていた。兄弟は妹の碧子の他に兄が一人いる。子供のころ碧子の面倒を見ていた。 職業はサラリーマン。本を集めたりすることが趣味らしく、余計な本を買っては、理乃に叱られている。また、かなりの大食漢。 勉学はかなりできるらしく、高校生の碧子に勉強を教えていた。 紫乃(しの) 声 - 桐生朱音 姫乃の従妹で人馬の幼稚園児。姫乃のことが大好き。人見知りする性格だが、面倒見のいいところもある。姓はかみくら(漢字は不明)。 幼稚園では年長組として、年中組のまきちゃんという人馬の少女と年少組のみーちゃんの面倒を見ている。この姫乃仕込みの面倒見のよさは、幼稚園の先生も感心するほどである。姫乃と一緒に四肢人類の異世界に飛ばされたことがあり、その際には姫乃の妹として行動していた。幼稚園を卒園し、小学校へと進学する。 幼稚園のころからよく男児にちょっかいをよくかけられている。 碧子(みどりこ) 声 - 渡部恵子 紫乃の母。蒼太の妹。人馬の女性。姫乃からは叔母にあたる。夫はよしおという名前で、アニメオープニングテーマ・教えてダーウィン(アニメコラボ盤)CDに付属するボイスドラマによると、博士号を持っているらしい。 性格は比較的真面目。勉学は理乃たちと比べて得意ではない。 姫乃にはお姉ちゃんと呼ばせていた紫乃の友達の母親の中では一番若い。理乃から株の売買について教わっていた。 姫乃の祖父、祖母 民原に住む姫乃、紫乃の人馬の祖父母。祖父は姫乃と紫乃を溺愛している。 祖父の家系は、維新軍が来るまでは民原を治めていたらしく、多くの土地を所有し家も大きい。家には使用人用の隠し通路がある。 菊さんという使用人を家で雇っている。 姫乃の伯父、伯母 姫乃の祖父母と一緒に住む人馬の夫妻。理乃は気位の高い人たちと評価している。子供がおらず、理乃はこのことを悩みの種としている。 御魂 千草、御魂 千奈美、御魂 千穂(みたま ちぐさ、みたま ちなみ、みたま ちほ) 声 - 種﨑敦美 真奈美の三つ子の妹。三人とも「ちーちゃん」とよばれている。千草の髪型はおさげで御魂家の次女、千奈美の髪型はポニーテールで御魂家の三女、千穂の髪型はショートヘアーで御魂家の四女。 髪型は固定ではなく三つ子の時々の気分で変えている。 三人とも明るく元気な長耳人の少女。紫乃と同い年で、ことあるごとに一緒に遊んでいる。他にも牧神人のリリちゃんという子や保育園の友達とよく遊んでいる。 真奈美の進級と同時に小学校に入学する。 産まれるときはかなりの早産で、死ぬ可能性があったが、医師が驚くほど元気な状態で生まれてきた。 御魂 末摘(みたま すえつみ) 声 - 神梛めい 真奈美の妹で御魂家の五女。長耳人と翼人の混合形態の少女。愛称は「すえちゃん」。 生まれつき体が弱く、外で遊んでいてもすぐに息を切らしてしまい、ダウンしてしまう。 実家の神社で遊んでいるとき、祭神と思われる神さまと一緒に遊んでいることがある。 ちーちゃんたちが小学校に上がると同時に、保育園に入園する。 初登場時は耳が垂れていたが、成長するにつれて立った耳になってきている。 真奈美の父 声 - 荻野晴朗 長耳人の男性。サラリーマン兼画家。 画家としては鳴かず飛ばずで、真奈美からマルクスや芥川龍之介の地獄変に登場する絵師といった子供を殺した芸術家を引き合いに出され、良き父親になるのか芸術家になるのか問われ、苦悩する姿を見せている。 真奈美の母 翼人の女性。現在の所在は長らく言及されていなかったが、第165話にて物語現時点で既に故人であることが明言された。 生まれつき病弱で、ちーちゃんたちを産んでからも病院で長らく療養生活を送っていたため、自宅療養のために一時帰宅するまでは母親として認知されておらず、初めはちーちゃんたちから姉と間違えられていた。 真奈美とよく似た顔立ちであり、くせ毛の髪もちーちゃんたちに似ていたが、末摘出産前後に患った産褥病が悪化し彼女の誕生後に息を引き取った。 真奈美の祖父 翼人の男性。和服を着た厳しい祖父。 まだ幼い真奈美に厳しい稽古をつけていた。 ちーちゃん達が生まれたとき、すでに病床に臥していた。17巻135話にて真奈美に倒されていたことが発覚した。 希の父 三者面談に現れた希の父親。奇抜な白いスーツ姿で現れた竜人の男性。 空手道場の経営者で、人馬の成人男性である姫乃の父親を軽く投げ飛ばす腕前。羌子と面識がある。 姫乃からはむさい空手家のイメージを持たれていたので、そのギャップに少し困惑されていた。 希の母 三者面談の時に希と一緒に面談した彼女の母。素朴な竜人の女性。 羌子と面識がある。 姫乃からはキツそうな美女のイメージを持たれていたので、そのギャップに少し困惑されていた。 名楽 狄夫(ならく あきお) 声 - 西村太佑 羌子の父。眼鏡をかけた角人の男性作家で、「インコ事件」といったカルト教団の潜入ルポなどを専門としている。 今は中年太りだが、若いころはすらっとしたインテリ系だったらしい。羌子からは親父と呼ばれているが、そのことを快く思ってない。 羌子の秘書活動もあって、締め切りを守るようになった。 名楽 羊介(ならく ようすけ) 角人の青年。常昭高校という高校の野球部に所属している。下の名前は第153話で初出。 ひねたインテリ一族の名楽家で唯一といっていいスポーツ青年で、小さい子から慕われている。 羌子の母 三者面談の際に現れ、羌子達を驚かせた母親。角人の女性。 別居しており、十年以上親らしいことは一切していなかったらしい。稼ぎは良く、お手伝いを雇っているが、結局すべて使ってしまうため、家庭にお金を入れてはなかったらしい。 好みは細マッチョ。
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