おおぬま‐こくていこうえん〔おほぬまコクテイコウヱン〕【大沼国定公園】
大沼国定公園
渡島(おしま)半島に長い裾を引いてそびえる活火山駒ヶ岳(1,131m)と、駒ヶ岳の噴火に伴う泥流が川をせき止めて生まれた大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の湖沼群からなる。大沼には多数の小島があり、湖岸線も屈曲に富む。湖岸の広葉樹林は新緑や紅葉が美しく、遠景を占める駒ヶ岳とが相まって、整った日本庭園のような趣がある。
北海道のほかの国立・国定公園と比べ、風景の質は緻密で柔らかく、むしろ本州的ともいえる。この風景は明治36年の大沼小沼間を通る鉄道の開通によって広く知られるようになり、38年北海道によって公園に指定され、施設の整備などが行われた経緯がある。湖沼の周囲には、サイクリング道路やキャンプ場なども整備されている。
大沼国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/28 02:47 UTC 版)
大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)は、北海道にある国定公園。
- ^ “国定公園地種区分別面積 (PDF)”. 環境省 (2016年). 2016年8月25日閲覧。
- ^ 管理指針, p. 1.
- ^ “平成25年国定公園利用者数(公園、都道府県別) (PDF)”. 環境省. 2016年8月24日閲覧。
- ^ “日本の火山 vol.08 北海道駒ケ岳(こまがたけ)”. 内閣府. 2016年8月1日閲覧。
- ^ a b 交通の要衝.
- ^ 大沼公園広場付近の開発.
- ^ 道立大沼公園の誕生.
- ^ “大沼 (PDF)”. 日本のラムサール条約登録湿地. 環境省. 2016年1月8日閲覧。
- ^ “国定公園集団施設地区 (PDF)”. 環境省. 2016年8月26日閲覧。
- ^ “国定公園集団施設地区等利用者数 (PDF)”. 環境省. 2016年8月26日閲覧。
- ^ a b c d “主な自然ふれあい施設”. 自然公園財団. 2016年1月10日閲覧。
- ^ “七飯町大沼国際交流プラザ条例”. 七飯町例規集. 七飯町. 2016年8月26日閲覧。
- ^ “七飯町大沼国際セミナーハウス条例”. 七飯町例規集. 七飯町. 2016年8月26日閲覧。
- 1 大沼国定公園とは
- 2 大沼国定公園の概要
- 3 集団施設地区・パークサービス
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