津別峠とは? わかりやすく解説

津別峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 06:44 UTC 版)

津別峠

津別峠(つべつとうげ)は、北海道網走郡津別町川上郡弟子屈町との境にあるである。網走と釧路を分ける峠の一つ。 標高754m。


概要

津別峠

阿寒摩周国立公園の人気観光地である屈斜路湖の北西、サマッカリヌプリ(標高974.4m)とコトニヌプリ(標高964m)の間に位置し、屈斜路湖畔西部国道243号屈斜路交差点から津別市街を結ぶ北海道道588号屈斜路津別線が津別峠を通る。

なお、道道自体は舗装されているが、待避所が設けられるほど狭隘で、大型車の通行は禁止されているため、大型観光バスは入れない。冬季(11月~5月)は全面通行止となる。また、キタキツネエゾリスなどの野生動物もよく出没する。

津別峠展望施設

津別峠展望施設
屈斜路湖を望む

道道の峠から分岐する林道を約2.5km登った所に津別峠展望施設(標高947m)が設けられている[1]。標高が高いため雲が掛かりやすいが、天気が良ければ眼下に屈斜路湖、雌阿寒岳雄阿寒岳などの阿寒の山々の稜線やオホーツク海まで一望することができる[1]。 また、雲海の広がる名所としても知られる[1]

展望施設は中世ヨーロッパの古城をイメージした外観で、駐車場、トイレ、売店が設置されている。開館時間は9:00 - 19:00。トイレは24時間利用可[2]

また、開館時間外にも施設を活用して「雲海ガイドツアー」「宇宙ガイドツアー」が開催されている[2]

同じく屈斜路湖を見下ろす峠には国道243号の通る美幌峠(標高490m)と北海道道102号網走川湯線の通る小清水峠がある。津別峠は美幌峠や小清水峠よりも高所にある。

脚注

  1. ^ a b c 津別峠”. 弟子屈なび. 摩周湖観光協会. 2020年9月30日閲覧。
  2. ^ a b 津別峠展望施設”. 津別町. 2020年9月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯43度33分58秒 東経144度13分35秒 / 北緯43.56611度 東経144.22639度 / 43.56611; 144.22639





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