サマッカリヌプリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 01:03 UTC 版)
サマッカリヌプリ | |
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標高 | 974.3 m |
所在地 | ![]() 川上郡弟子屈町 網走郡津別町 |
位置 | 北緯43度35分17秒 東経144度13分06秒 / 北緯43.58806度 東経144.21833度座標: 北緯43度35分17秒 東経144度13分06秒 / 北緯43.58806度 東経144.21833度 |
山系 | 屈斜路湖外輪山 |
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サマッカリヌプリは、北海道の川上郡弟子屈町と網走郡津別町の2町にまたがる標高974.3mの山である。山頂には二等三角点「様狩山」が設置されている[1]。
概要
屈斜路湖を囲む屈斜路カルデラの山で、標高は藻琴山に次いで2番目に高い。
山名はアイヌ語の「サマ・チ・カリ・ヌプリ(傍・我々・廻る・山:急坂で通れず回り道したところ)」に由来する[2]。
登山
以前は登山道が存在せず笹薮に埋もれるため残雪期に限られていたが、2024年10月に津別峠から美幌峠を経由して藻琴山まで繋がる「屈斜路カルデラトレイル(略称:KCT)」が開通した[3][4]。サマッカリヌプリはKCT南ルート(津別峠⇔美幌峠)の途中に位置しており、津別峠からKCTを1.5kmほどでサマッカリヌプリ山頂に到達することができる[4][5]。KCTは冬季閉鎖する[3][6]。
脚注
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2025年1月9日閲覧。
- ^ 『弟子屈町史』弟子屈町史編さん委員会、1981年。
- ^ a b “屈斜路カルデラトレイル”. 美幌町. 2025年5月5日閲覧。
- ^ a b “KCT 屈斜路カルデラトレイル公式サイト”. 美幌地区三町広域観光協議会(屈斜路カルデラトレイル運営事務局). 2025年5月5日閲覧。
- ^ “KCT SOUTH ROUTE 津別峠~美幌峠ルート コースマップ”. 美幌地区三町広域観光協議会(屈斜路カルデラトレイル運営事務局). 2025年5月5日閲覧。
- ^ “屈斜路カルデラトレイル(KCT)利用のルール”. 美幌地区三町広域観光協議会(屈斜路カルデラトレイル運営事務局). 2025年5月5日閲覧。
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