大喜利でのペナルティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:40 UTC 版)
「ラヴィット!」の記事における「大喜利でのペナルティ」の解説
以下に抵触する回答をした場合には、芸人以外でもその場に起立させられたり、カメラに背を向けさせられたりする等のペナルティが川島or進行担当から科される(回答権は剥奪されない)ことがあり、ペナルティが科された後に秀逸な回答をした場合にはペナルティが解除されることもある。この采配は川島or進行担当に一任されている。以下、【】はクイズの正解を示す。 川島or進行担当がツッコミを入れても補完出来ない程明らかにスベった(面白くない)回答回避例:2021年6月18日放送で、「バナナを甘くする方法とは」【お湯につける】という問題に対し、EXITのりんたろー。が、過去にジーコがしていたことだと前置きして「ボウルにセットしたバナナに唾をかける」と回答。一瞬スベりかけたが、これが1993年のJリーグ当時鹿島アントラーズに所属していたジーコが1994年1月16日のJリーグチャンピオンシップで起こした事案を指すことを即座に判断した川島が「PKの時一発退場になりましたけどね、(その事案は)昭和生まれしか(リアルタイムで)知らないでしょ!?」とツッコミを入れることに成功。そのまま「(鹿島)アントラーズ時代、不服な判定もらって唾吐いて退場になりましたけども」と川島はジーコが起こした事案を解説してりんたろー。のボケを補完したため、ペナルティは科されなかった。 川島or進行担当の機嫌を損ねるような回答適用例1:2021年12月15日放送で、「カキクイズ」(カキ鍋の試食を賭けたクイズ)でアンタッチャブルの柴田英嗣が「(フリップボードへの)書き問題」と聞き返し、川島の機嫌を損ねたためにクイズ前に起立のペナルティが科される。その後に解除されたが、解除直後にそのクイズで正解を出したために再び川島の機嫌を損ねてしまい、二度目の起立かつ試食無しのペナルティが科された。 適用例2:2022年2月22日放送で、「群馬県神流町で、約70年前に日本で初めて発見されたものは」【恐竜の足跡】という問題に対し、ミキの亜生がコンビニエンスストア(ポプラ→新鮮組)でボケ続ける流れで「ファミリア」と回答し、川島の機嫌を損ねて起立のペナルティが科される。その後、同じ問題で「絶滅している」とのヒントが出た後に亜生が「シノラー」と回答して逆に川島を感心させたため、起立が解除された。 情報番組として不適切と思われる回答 お題(問題)に対して川島or進行担当がNGワードと決めていた回答適用例:2021年12月7日放送で、岩下の新生姜ミュージアム(栃木県栃木市)の自動販売機で販売されている商品【自宅で岩下の新生姜を作れる、漬け液】を当てるクイズに対し、当日のゲストでもあるおかずクラブのオカリナが、「しょうがないダジャレ」と回答した。これが川島が考えていたNGワードであるとして、起立のペナルティが科された。 最初から正解に近い回答これ以上ボケられなくする、いわゆる「ボケ殺し」状態に陥れるため。なお、本来はあくまでクイズであり正解した場合は商品獲得となるため、仮に一発正解(1人目のパネリストがいきなり正解)した場合は微妙な空気にはなるものの、「一発正解したから」というだけの理由ではペナルティは科されない(前述の通り正解した際に川島or進行担当の機嫌を損ねた場合はこの限りではない)。また、ボケ殺しの成立度合いによってはそのまま一発正解と判定されることもあり(通称「山添」)、その際にもペナルティは科されない。 芸人以外による天然ボケ回答 前のパネリストが言った回答をもう一度言ってしまう適用例:2021年7月7日放送で「焼肉で肉を焼く網に、あることをすると肉がくっつきにくくなるが、それは何か」【レモン汁を塗る】という問題に対し、見取り図のリリーが「油を引く」と回答した。その後、矢田亜希子が「油」と同じ回答をしてしまい、起立のペナルティが科された。 世代等によっては理解に苦しむ回答回避例:前述のりんたろー。の回答。当該回は1994年に発生した事案を引き合いに出したため、川島が入れたツッコミ通り「昭和生まれしかリアルタイムでは知らない」。 他の人の回答に対し、余計なツッコミを入れた場合 番組全体の進行に影響を及ぼした場合上記2つの適用例:いずれも2022年4月28日放送にゲスト出演したインディアンスが該当する。前者は、「イギリスの大人気トランポリン施設がある場所は」【洞窟の中】という問題に対し、男性ブランコの平井まさあきが「(大相撲の)夏場所」と回答した後、インディアンスの田渕章裕が「とんだ場所違い」とツッコミを入れたところ、余計なツッコミをしたとして起立のペナルティが課された。後者は、プレゼントキーワード発表時に時間が押してしまったとして田渕(前述)・きむ(「病室」と回答してスベったため)両名とも起立継続となった。 他の人が上記いずれかに抵触した場合(スベった回答等)に、連帯責任として別の人に代理でペナルティを科す適用例1:2021年12月20日放送で、「スーパーセカンドストリート LIVINよこすか店の洋服売り場にある、横須賀ならではの人気商品とは」【スカジャン】という問題に対し、オズワルドの伊藤俊介が、「横須賀ダウン」と回答しスベり、伊藤の相方である畠中悠に連帯責任で起立のペナルティが科された。 適用例2:2022年1月11日放送で、赤福餅の形のモチーフ【川のせせらぎ】で「川の○○」というヒントが出た際、Snow Manの佐久間大介が美空ひばりの楽曲である「川の流れのように」と回答し、当日放送開始の火曜ドラマ『ファイトソング』の番宣でゲスト出演した俳優の間宮祥太朗に連帯責任で起立のペナルティが科された。 等。 ただしカンニングを仄めかす発言をした場合には、そのままクイズに正解するとたとえその発言がボケであったとしても「審議対象」として、クイズの賞品も無しとなったり、降板の瀬戸際に立たされたりする。また何らかの商品(主に高額商品)が欲しいと番組内で発言した場合には、その商品を自ら買いに行く特別企画(「ニューヨーク不動産」のフォーマット)が即座に組まれることまであり、これらの発言にはリスクが伴う。
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